JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「SUSHI GIRL」

2013-01-02 | 映画(DVD)
「SUSHI GIRL」2012年 米 監督:カーン・サクストン

刑務所で6年間服役したフィッシュは、強盗を起こした他の仲間の事は一切口外せずひたすら沈黙し続けていた。彼が出所したその夜、4人の仲間たちに出迎えられ、自由になったことを祝うパーティーが催された。ディナー・テーブルにはなんと、美しい女性の裸の身体の上に寿司を並べた女体盛りが用意された。やがて男たちは行方のわからない盗品やら昔の因縁やらを巡って険悪になり、口論になり、フィッシュを拷問しはじめるのだった・・・。

2013年一発目は東京の誇るグラインドハウスで超B級クライム・サスペンス。
シネパトス最後のお正月映画。
流石、とっておきの作品を持ってきますな。閉館がつくづく惜しまれます。

強盗団の首謀者(トニー・ドット)がどこまでも日本マニアでバカバカしい。
盗品のありかを知りたく吐かせる事が目的の拷問であるに違いないのに、何か拷問そのものを楽しんでる連中。オカマ中年キャラのマーク・ハミルが良いです。この人ルーク・スカイウォーカーの人ですって。(スター・ウォーズはまともに見たことないんだけど・・・)

痛い描写は苦手だな。これならホラー・スプラッタの方がまだ耐えられよう。

拷問はトニー・ドットが仕組んだ茶番で、仲間割れの殺し合いを狙った物だと思いつつも殺し合わざるを得ない悪党が哀しい。

マチェーテのダニー・トレホも出てきます。やっぱり鉈持ってんだ。

それにしても女体盛りの女性・・・
せっかく女体盛りというB級アイテムを持って来ておきながら、拷問中にその存在感が無さすぎ。
器だからそれで良いとも言えますが・・・。
終盤のタネ証しがそこそこ面白かっただけに、「あんた居たのね」というくらいの存在感の無さが勿体ない気がします。

オープニングの曲の選び方などから、この監督の目指す物、好みが窺い知れるので、今後にも期待。
オープニングは本当にカッコ良かったですから。

千葉真一の握るお鮨はあまり美味しそうに思えませんでした。


SUSHi GiRL(スシガール) コートニー・パーム

銀座シネパトス

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