JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

出番だデバン!

2005-12-05 | 怪獣たち
ピグモン同様癒し系健気キャラの怪獣です。
ウルトラマンティガ「出番だデバン!」に登場。
ピグモンと比べて知名度、グッズ化度が極めて低いのは「初代ウルトラマンと平成ウルトラマンとの差」だけでしょうか?もっと人気が出ても良さそうだが・・・
何代か前の「ウルトラ怪獣シリーズ」に登場していましたが、現在は販売されていない。
ガシャポンHGシリーズの登場も無いようです。

当時のウルトラ怪獣シリーズは彩色がかなりイイカゲンで、このデバンも背面の彩色はほとんど手抜き状態。
と、いう事で健気キャラ大好きのかみさんがアクリル絵の具でまたも彩色。
背面もきっちりと塗り上げました。


彩色前の画像がありませんが、今回も顔のスミ入れが効いて表情が出てきました。
角の部分もオリジナルはコスチューム(?)同様シルバーのまま、コスチュームのシルバーも皮膚部分まではみ出していたというイイカゲンさでしたので補修。
ツメもゴールドに塗りました。

各地に出現する魔人エノメナ(コスチューム部にデバンとの共通あり)こいつが対照的に怖い。エノメナの肩から出される電磁波(紫)は人間に何らかの恐怖ホルモンを生じさせ、人間は破壊衝動に駆られてしまい暴徒と化す。
デバンの角から出る電磁波(黄色)がこの恐るべき電磁波(紫)を中和させる性質を持っている。戦闘能力は当然皆無。

このデバン、「ゆかいな仲間たち」というぬいぐるみショーの一座に入っている。
最初、入団希望者かと思い、同行させてみると、これが練習熱心。
「おまえも着ぐるみ脱いでメシにしよう」
「グァオー」
「ひえー、ホンモノ?」
という事ですっかり一座の仲間入り。
団長の「出番だぞー」という言葉を覚えて「デバン」と呼ばれるようになった。
生化学研究所に身柄を確保されそうになるデバン。「デバンは俺たちの大事な仲間なんだ」と一座と逃走。
魔人出現で街は暴徒と化した人々が暴れまわる。一座のワゴン車の中で怯えるデバン。その時、デバンの眼から滂沱の涙・・・戦闘能力も無いのに1人、魔人に向かって悲しげな声を発しつつ歩み寄っていく。デバンの電磁波(黄色)が邪悪な電磁波(紫)を浄化していき、人々は正気を取り戻していく。が、魔人の光弾にやられてしまう。魔人はティガがやっつけるも、デバンの遺体を引き取ろうとする生化学研究所員に団長「そっとしておいてくれ・・・」・・・・
ところが最後はハッピー・エンド。


この目から涙がじょじょじょと流れ出ます。

太田愛という方の脚本。記念すべき第1作だそうです。
ウルトラマンティガ 第21話「出番だデバン!」

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 紅葉狩り | トップ | 森雅夫・編「妖怪文藝(巻之... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Daaw)
2006-07-15 20:24:41
imaponさま、TBありがとうございます。

ティガの怪獣はもっと人気出てもいいと思います。お話もいいですし。奥様の彩色でくっきりはっきりしたデバンはシアワセ者ですね!
返信する

コメントを投稿

怪獣たち」カテゴリの最新記事