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39年ぶりに「大巨獣ガッパ」を観ようとラピュタ阿佐ヶ谷へ。
10時45分に整理券を配るという。行ったことがなく様子がわからないので10時半に行ってみる。
ガッパは3時からの回なので時間があまる。思い切って3回券にして「宇宙人東京に現る」と「地球防衛軍」も観る事に。
「奇跡の職人芸 素晴らしき特撮世界」と題した特集もあとわずか(10月7日まで)
「宇宙人東京に現る」1956年 大映東京 監督:島耕二
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岡本太郎デザインの星型宇宙人が有名で、チープな感じで笑えるのですが、映画の方はいたってマジメに作られた物のようです。
この映画日本特撮初のカラーSF映画だそうな。
モノクロ作品のように感じていたのは宇宙船内でのパイラ人の交信シーンがモノクロのため。
岡本太郎は色彩指導とあるが、タイトルバックの所のみでしょうか。
パイラ人は侵略のためでなく、原水爆で自滅の道を歩もうとする地球に警告しにやってきた。原水爆を所有している国よりも唯一の被爆国に進言した方が効果的と考えたため東京にやってきた。ところが、彼等の姿をみただけで驚いて逃げてしまう地球人。彼等からしたら醜悪きわまりない地球人であるが、1人のパイラ人が犠牲的精神でレビューの新星、青空ひかりに変身。
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Rという遊星が地球に迫っている事を知らせる。
遊星接近での天変地異で特撮。なかなか大映も健闘している。
しかし、前半部のほうが圧倒的に面白かった。
カラーで当時の井の頭線沿線が出てきたりするだけで嬉しくなります。
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「地球防衛軍」1957年 東宝 監督:本多猪四郎
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近所のレンタルでも借りられるが大画面で見たほうが良さそうな映画と思っていました。
特撮というよりも、伊福部昭の音楽。勇壮なマーチがかかりまくっていました。
小松崎茂の東宝特撮初参加。小松崎デザインの超科学兵器も見所。
こちらの宇宙人も原水爆で失敗しているミステリアン。
この宇宙人はほとんど地球人と同形。ただフルフェイスのヘルメットとマントをしているだけ。ヘルメットを取るとケロイドでした。
半径3キロメートルの土地と地球女性との結婚を迫る。(原爆によりミステリアン女性は怪物しか産めないようです)花嫁候補として白川由美と河内桃子が攫われます。
このあたりは立川志らくが「SF小町」で家族愛ドラマに仕立てていますので、そちらの方がおすすめ。
地球人より高度の科学文明を持っているはずのミステリアンですが、地球防衛軍と佐原健二(若い!純ちゃんより肩幅もなく胸板も薄く、単なる若造)等にやられ、シッポを巻いて逃げてしまいます。
富士山をバックに繰り広げられるミステリアンと地球防衛軍の光線攻撃の応酬が見せ場なんでしょうが、私としてはちょっとウンザリ。
モゲラにもっと活躍してもらいたかっったですな。
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「大巨獣ガッパ」(やっぱりこれが1番良かった)については、また後ほど・・・疲れました。
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定員48名ですが整理券は上映直前でも入手できました。
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10時45分に整理券を配るという。行ったことがなく様子がわからないので10時半に行ってみる。
ガッパは3時からの回なので時間があまる。思い切って3回券にして「宇宙人東京に現る」と「地球防衛軍」も観る事に。
「奇跡の職人芸 素晴らしき特撮世界」と題した特集もあとわずか(10月7日まで)
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「宇宙人東京に現る」1956年 大映東京 監督:島耕二
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岡本太郎デザインの星型宇宙人が有名で、チープな感じで笑えるのですが、映画の方はいたってマジメに作られた物のようです。
この映画日本特撮初のカラーSF映画だそうな。
モノクロ作品のように感じていたのは宇宙船内でのパイラ人の交信シーンがモノクロのため。
岡本太郎は色彩指導とあるが、タイトルバックの所のみでしょうか。
パイラ人は侵略のためでなく、原水爆で自滅の道を歩もうとする地球に警告しにやってきた。原水爆を所有している国よりも唯一の被爆国に進言した方が効果的と考えたため東京にやってきた。ところが、彼等の姿をみただけで驚いて逃げてしまう地球人。彼等からしたら醜悪きわまりない地球人であるが、1人のパイラ人が犠牲的精神でレビューの新星、青空ひかりに変身。
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Rという遊星が地球に迫っている事を知らせる。
遊星接近での天変地異で特撮。なかなか大映も健闘している。
しかし、前半部のほうが圧倒的に面白かった。
カラーで当時の井の頭線沿線が出てきたりするだけで嬉しくなります。
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「地球防衛軍」1957年 東宝 監督:本多猪四郎
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近所のレンタルでも借りられるが大画面で見たほうが良さそうな映画と思っていました。
特撮というよりも、伊福部昭の音楽。勇壮なマーチがかかりまくっていました。
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小松崎茂の東宝特撮初参加。小松崎デザインの超科学兵器も見所。
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こちらの宇宙人も原水爆で失敗しているミステリアン。
この宇宙人はほとんど地球人と同形。ただフルフェイスのヘルメットとマントをしているだけ。ヘルメットを取るとケロイドでした。
半径3キロメートルの土地と地球女性との結婚を迫る。(原爆によりミステリアン女性は怪物しか産めないようです)花嫁候補として白川由美と河内桃子が攫われます。
このあたりは立川志らくが「SF小町」で家族愛ドラマに仕立てていますので、そちらの方がおすすめ。
地球人より高度の科学文明を持っているはずのミステリアンですが、地球防衛軍と佐原健二(若い!純ちゃんより肩幅もなく胸板も薄く、単なる若造)等にやられ、シッポを巻いて逃げてしまいます。
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富士山をバックに繰り広げられるミステリアンと地球防衛軍の光線攻撃の応酬が見せ場なんでしょうが、私としてはちょっとウンザリ。
モゲラにもっと活躍してもらいたかっったですな。
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