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「ウィッカーマン」1973年 英 監督:ロビン・ハーディ
敬虔な警察官ハウイー(エドワード・ウッドワード)は行方不明の少女を捜索するために訪れたスコットランドの孤島でいくつかの奇妙な光景を目撃する。島民たちは島の領主サマーアイル卿(クリストファー・リー)の指導のもと古代ケルトの太陽神を崇拝、その信仰に基づく淫靡で奔放な生活を送っていたのだ。非協力的な島民に怒りを覚えつつも捜査を進めてゆくハウイーを待ち受ける真実とは・・・。
念願の「ウィッカーマン1973」を漸く観ることができました。
中学生の頃、警部マクロードに登場したブリット・エクランドの美貌にイチコロでマイッテしまった者としては彼女の映画出演代表作を観ないわけにはまいりません。
「007黄金銃を持つ男」では今一でしたからね。
さて、ブリット・エクランド目当ての本作はカルト映画としても伝説的な作品です。
ガチガチのキリスト教信者の童貞警察官がスコットランド孤島の淫靡な信仰を見て、汚らわしく我慢ならんといった所を上手く描いた宗教ホラーで、怪しいことこの上ない内容になっています。
発表当時も宗教儀式の場面を中心にかなりカットされたりして物議を醸したようでカルト映画の資質は充分に備えております。
ただ、残念なのは前半の島民たちの奔放で猥褻な信仰が後半なりを潜めてしまった事ですね。
ラストのバッド・エンドは大変よろしいのですが、何かドンデン返しを期待してしむと肩透かし。いたって単純なストーリーとなっております。
狙ったテーマは面白かったのですが前半、もともとお目当てだったブリット・エクランドの妖しい歌と扇情的なダンスのインパクトが大きすぎて、結局のところブリット・エクランドのエロPVとなってしまいました。
勿論ファンとしてはそれで充分、否、それでなくっちゃいけないのですが・・・
ところがブリットエクランドのエロ・ダンスシーンさえも、彼女は惜しげもなく美乳をみせてくれているのに、あのバックシャンの金髪を揺らめかした大胆なダンスシーンは吹き替えなんだそうです。
The Wicker Man - 1973 - Paul Giovanni "Willow's Song"
残念ながらYOU TUBE動画で見つけたものは吹き替えの娘のダンスシーンはカットされてますね。
エクランドの事ばかりになってしまいましたが、島民の淫靡な生活や儀式、獣の面をつけて遠巻きに眺める様の異様さ、ドラキュラ役者、クリストファー・リー演じるサマーアイル卿の静かな狂気、スコットランドのフォークソング(生贄の儀式でスウィングしながら歌う島民など)と美しい風景が醸しだす怪しい雰囲気はカルト映画の名に恥じないものでありました。
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さて、生贄を得たこの島に、翌年リンゴの豊作は来たのでしょうか。
マクロード警部を悼み、女優に思いを馳せる
「はだしのスチュワーデス」「モスクワ公演始末記」を観たい!
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敬虔な警察官ハウイー(エドワード・ウッドワード)は行方不明の少女を捜索するために訪れたスコットランドの孤島でいくつかの奇妙な光景を目撃する。島民たちは島の領主サマーアイル卿(クリストファー・リー)の指導のもと古代ケルトの太陽神を崇拝、その信仰に基づく淫靡で奔放な生活を送っていたのだ。非協力的な島民に怒りを覚えつつも捜査を進めてゆくハウイーを待ち受ける真実とは・・・。
念願の「ウィッカーマン1973」を漸く観ることができました。
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中学生の頃、警部マクロードに登場したブリット・エクランドの美貌にイチコロでマイッテしまった者としては彼女の映画出演代表作を観ないわけにはまいりません。
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「007黄金銃を持つ男」では今一でしたからね。
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さて、ブリット・エクランド目当ての本作はカルト映画としても伝説的な作品です。
ガチガチのキリスト教信者の童貞警察官がスコットランド孤島の淫靡な信仰を見て、汚らわしく我慢ならんといった所を上手く描いた宗教ホラーで、怪しいことこの上ない内容になっています。
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発表当時も宗教儀式の場面を中心にかなりカットされたりして物議を醸したようでカルト映画の資質は充分に備えております。
ただ、残念なのは前半の島民たちの奔放で猥褻な信仰が後半なりを潜めてしまった事ですね。
ラストのバッド・エンドは大変よろしいのですが、何かドンデン返しを期待してしむと肩透かし。いたって単純なストーリーとなっております。
狙ったテーマは面白かったのですが前半、もともとお目当てだったブリット・エクランドの妖しい歌と扇情的なダンスのインパクトが大きすぎて、結局のところブリット・エクランドのエロPVとなってしまいました。
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ところがブリットエクランドのエロ・ダンスシーンさえも、彼女は惜しげもなく美乳をみせてくれているのに、あのバックシャンの金髪を揺らめかした大胆なダンスシーンは吹き替えなんだそうです。
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The Wicker Man - 1973 - Paul Giovanni "Willow's Song"
残念ながらYOU TUBE動画で見つけたものは吹き替えの娘のダンスシーンはカットされてますね。
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エクランドの事ばかりになってしまいましたが、島民の淫靡な生活や儀式、獣の面をつけて遠巻きに眺める様の異様さ、ドラキュラ役者、クリストファー・リー演じるサマーアイル卿の静かな狂気、スコットランドのフォークソング(生贄の儀式でスウィングしながら歌う島民など)と美しい風景が醸しだす怪しい雰囲気はカルト映画の名に恥じないものでありました。
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さて、生贄を得たこの島に、翌年リンゴの豊作は来たのでしょうか。
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マクロード警部を悼み、女優に思いを馳せる
「はだしのスチュワーデス」「モスクワ公演始末記」を観たい!
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最後のはどうしても巨神兵に見えてしまいますw。
リメイクはどうしようもない作品でした。。
劇場上映機会を待てずにレンタル鑑賞しちゃいました。
リメイクの方はどうしようかと思っていましたが取りあえず遠慮しときます。