色川先生による浅草喜劇人のお話。エノケン、ロッパと言う超メジャーでなく、土屋伍一、鈴木桂介といった伝説の彼方に消え去ったしがない芸人たちの生涯が活写されています。お二人とも私の知らない方でした。
お話の中には名前をお聞きしたことある方、晩年のお姿をテレビで拝見した事のある方々が出てきます。
土屋伍一はしょっちゅう女にささりまくっていて、困ったもんです。
話はPART1,PART2と淡々と進んで . . . 本文を読む
「乱歩地獄」を見損ねた。で、佐藤寿久監督のこれ。
言わずと知れた谷崎潤一郎原作の3度目の映画化。谷崎はどうしても映像にしたくなるんでしょうね。見る前に読み返してみたけど15,6ページの短編(こんなに短かったっけ)これが3度も映画になるのだから谷崎潤一郎の魅力やいかに。
1966の増村保造、若尾文子。1984の曽根中生、伊藤咲子。
若尾文子の「刺青」は残念ながら見ていない。
伊藤咲子のはにっか . . . 本文を読む
ウルトラマンマックス第15話「第三番惑星の奇跡」より完全生命体イフの第4形態をガシャポンでゲットできました。
ウルトラマンマックスのシリーズ中かなり人気のある回です。リバイバル怪獣以外では1番ではないでしょうか。
今回のHGシリーズは、キングジョー、キングジョー、ウルトラマンキングそしてこのイフで4回目。Hero-Nのお目当てはキングジョーで1発目ゲット。私として . . . 本文を読む
今日、昼の弁当をコンビニに買いに行ったら、緑茶「一(はじめ)」にオマケが付いていたので、試しに買ってみました。
Hero-Nのおもちゃに持って帰ると喜ぶだろうと思って買ったのですが、開封してみると、駅弁フィギュアが車窓ジオラマにディスプレイされる優れ物。
なんだかあげるのがもったいなくなったなぁ。
しかし、会社のデスクトップは昨年のレコマネ以来、オモチャを置いてはいけないという決まりができた . . . 本文を読む
去年読んだ「敗れざる者たち」が面白かったので、以後10年余に沢木耕太郎の書いた勝負の世界を読んでみました。
またまたヒットです。特にこの方はボクシングに関するノンフィクションが秀逸。
「ジム」
大場政夫です!
日本ボクシングが元気だった頃、「あしたのジョー」世代の我々小学生もボクシングに熱狂していた。西城正三が好きでしたが、テレビの前で正座して1Rのゴングを待って見ていたのは大場政夫のタイトル . . . 本文を読む
ウルトラマンマックス「イジゲンセカイ」ではレッドキングの再登場、当然ピグモンも再登場。しかもシャマー星人までも・・・
ついにレッドキングが都会を襲いました(私には記憶がありませんが、かつてあったのでしょうか?)
ウルトラマンのライバルと言えばバルタン星人ですが、ウルトラ怪獣の最強王者となるとレッドキング様でしょう。
家にも、いつのまにかレッドキングが増えていました。
ちょっと皆に集まっても . . . 本文を読む
明日は地元団地自治会毎年恒例の観梅会が梅公園で行われます。
和菓子と渋いお茶が振舞われ、赤い毛氈のうえで梅をながめながらいただきます。
Hero-Nも赤ちゃんの時から毎回参加。
今年は私がご近所の世話になった方の一周忌と重なり、行けないので 1日早く梅公園に行って来ました。
毎年2月20日前後の日曜日だったのですが今年は少し時期がずれています。
桜と違って1、2週間の . . . 本文を読む
3月3日はひなまつり。うちは男の子なのでおひなさまは飾りませんが、さくら餅くらい食べましょうという事でお土産に買って帰りました。
Hero-Nは床に付いてからもずーっと「あかりをつけましょぼんぼりに~」と1~3番まで歌っていました。お気に入りのようです。けっこう歌詞に難しい言葉が多くて意味が分かっていないようで、変な言葉で歌っていました。大人だって難しい。
なかなか寝付けなかったの . . . 本文を読む
1978年に発表されたLPレコード
当時、私の興味が一定の方向に向かっていた、まさにそれを象徴するアルバムです。
何度も何度もかけていましたっけ。
興味を持った順は、JAZZ⇒タモリ⇒山下洋輔エッセイ⇒山下洋輔トリオ⇒筒井康隆・・・でしたでしょうか。
A面「バブリング創世記」
B面「朗読 寝る方法」
筒井康隆と山下洋輔。お互い影響しあい仕事をしていた感じです。思うに「バブリング創世記」執筆 . . . 本文を読む
私は小林信彦さんには感謝をしなければいけない。
それは、まず、白井喬二の「富士に立つ影」を紹介してくれた事。他にも江戸川乱歩の「孤島の鬼」など数々の面白い小説を紹介してくれた。それだけでも感謝なのだ。
時代物を敬遠しがちな私が「富士に立つ影」を読むとは、小林信彦の言葉が無ければ実行される事は無かったでしょう。
当時、時代小説文庫で全7冊を一気に読んだ。読書の至福の時でした。
マルクス・ブラー . . . 本文を読む
デニス・ウィーバーさんが亡くなられました。
何と言っても「激突」(1971)の鮮烈なイメージ・・・
子供のころ日曜洋画劇場で見て、斬新なサスペンスに圧倒され、すっかり気に入ってしまったものです。
後に筒井康隆の「走る取的」の読後「ウオー!面白れー、こういうの大好き」と雄叫びを上げてしまいましたが、この手の不条理物が昔から基本的に好きなんですね。
その後監督のスピルバーグが超有名になり、「あぁ . . . 本文を読む