色川先生による浅草喜劇人のお話。エノケン、ロッパと言う超メジャーでなく、土屋伍一、鈴木桂介といった伝説の彼方に消え去ったしがない芸人たちの生涯が活写されています。お二人とも私の知らない方でした。
お話の中には名前をお聞きしたことある方、晩年のお姿をテレビで拝見した事のある方々が出てきます。
土屋伍一はしょっちゅう女にささりまくっていて、困ったもんです。
話はPART1,PART2と淡々と進んで . . . 本文を読む
「乱歩地獄」を見損ねた。で、佐藤寿久監督のこれ。
言わずと知れた谷崎潤一郎原作の3度目の映画化。谷崎はどうしても映像にしたくなるんでしょうね。見る前に読み返してみたけど15,6ページの短編(こんなに短かったっけ)これが3度も映画になるのだから谷崎潤一郎の魅力やいかに。
1966の増村保造、若尾文子。1984の曽根中生、伊藤咲子。
若尾文子の「刺青」は残念ながら見ていない。
伊藤咲子のはにっか . . . 本文を読む