三部作

2018-02-27 22:25:06 | 読書、書物

  晴れ。今日も晴れた。

 選手団が帰国し、解団式が行われました。二週間、熱くさせて下さった選手達もまたそれぞれの生活に戻るんですね。また四年後とは言わず、各競技の世界選手権とかの模様はテレビで放送して頂きたいものです。ワンパターンのバラエティとか連発するよりは、ずっと楽しいと思うんですがね。BS、未だ無い家もあるんですから。例えば我が家、とか……。

 通常の生活に戻り、物足りなさを感じる庶民ですが、オリンピック期間にも民法放送のコマーシャルの間にちょくちょくと読み続けた、コーマック・マッカーシー著「越境」を読み終えました。自然賛歌、人間もまた弱肉強食の中にある、という強烈な印象を受けた作品で、読み応えも十分。読んでいるとその場面が目に浮かぶような気がします。最後は相変わらず物悲しいですが。

 続いて、この勢い(オリンピックとは無関係)で三部作最後の作品、「平原の町」を読み始めています。「すべての美しい馬」と、「越境」、それぞれの主人公が登場し、どのような物語が展開されるのか期待と不安でいっぱいです。