心落ち着く静かなひとときを…京都で行きたいお寺&神社のカフェ6選
ことりっぷ より 220302
長い歴史を持つまち、京都。お寺や神も数え切れないほどあり。
今回はその中にあるカフェを6つご紹介。
さんぽ中に気楽に立ち寄れるお休みどころから、旅の目的地にしたいお店まで、それぞれに魅力あふれるお店ばかりで、周辺の観光スポットと合わせて、京都の魅力をあらためて感じることができるはず。お参りの際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。
🍵【四条駅】京都の味を堪能できる本山佛光寺「d食堂」
山形県・天童木工の椅子とテーブルが置かれた畳の間でほっとできる
浄土真宗の租・親鸞聖人が開いた庵に起源を持つともいわれるお寺・本山佛光寺(ほんざんぶっこうじ)。境内に「ロングライフデザイン」をテーマに雑貨などを紹介する「D&DEPARTMENT KYOTO(ディアンドデパートメント キョウト)」があります。
京都のおいしいものがつまった「京都定食」。内容は定期的に替わる
別棟の「d食堂」は、朝は法話の会場として使われる「お茶所」を利用したカフェ。本堂前の枝垂れ桜なども窓から望む空間で、食事やお茶を楽しめます。メニューは月替わりの定食をはじめ、うどん、カレー、和洋のスイーツ、ドリンクなど。どれも食材や調味料、コーヒー豆などに京都府内各地の名品が満載で、京都の味わいを堪能できます。
🍵【稲荷駅】お参りの記念に♪伏見稲荷大社「稲荷茶寮」
伏見稲荷大社のご神木にちなみ、北山杉をふんだんに使った数寄屋造り
およそ1万本の鳥居が並ぶ「千本鳥居」が国内外で人気の「伏見稲荷大社」。境内の「八嶋池」のほとりには無料の休憩所「啼鳥菴(ていちょうあん)」があり、館内の一部が、社寺御用達抹茶を扱う「椿堂」が営む「稲荷茶寮(いなりさりょう)」になっています。
「稲荷パフェ」。稲穂は素揚げしてあるのでお米部分は食べることできる
香り高いお茶を使ったメニューが豊富に揃いますが、中でもぜひ食べてみたいのが「稲荷パフェ」。伏見稲荷大社やご利益の五穀豊穣にちなむモチーフが満載です。狐が描かれた麩焼きせんべいや白玉、干菓子の鳥居など、お米をふんだんに使い、抹茶餡を寒天で包んだ生菓子や宇治抹茶のアイスには椿堂のお茶を使用。取り合わせも絶妙です。
🍵【醍醐駅】枝垂れ桜も♪醍醐寺「Le Clos Sous le cerisier」
京都醍醐寺寺「Le Clos」です。
桜を見ながらランチなんて最高です。
醍醐山全体を境内とし、世界文化遺産にも登録されている「醍醐寺」。国宝や重要文化財を含む10万点以上を収蔵し、桜の名所としても知られる「霊宝館」に、フレンチカフェ「Le Clos Sous le cerisier(ル・クロ スゥ ル スリジェ)~桜の樹の下で~」があります。
メニューは、パスタや牛肉の煮込みなど食事や、ガトーショコラなどのスイーツ、ドリンクなど。名前の通り、枝垂れ桜を窓から望みながら過ごせるのもすてきです。
🍵【蹴上駅】安楽寺の公開に合わせてオープンする「椛」
『椛(もみじ)』 安楽寺の中にある寺カフェ☕️
安楽寺が特別公開している、春と秋に営業されています。
お庭を眺められる席や、囲炉裏の席があり、
私は囲炉裏の席にしました。
ほかほかと温かく、時間がのんびり流れる店内で、優しい味のほうじ茶ラテを。
#椛 # #寺カフェ #ほうじ茶ラテ ##冬の京都
東山・鹿ヶ谷にある「安楽寺(あんらくじ)」。桜や紅葉の名所であり、京都の夏の風物詩「鹿ヶ谷カボチャ供養」も行われるお寺です。限られた日のみ公開される安楽寺ですが、春と秋などの公開に合わせてオープンするのが客殿を使ったカフェ「椛(もみじ)」です。
メニューはコーヒーや抹茶などのドリンクから甘味、軽い食事まで。東山の木々を借景に、四季折々に美しい庭園を望む美しい空間で、心和むひとときを過ごせます。
🍵【北大路駅】大人気の名物♪今宮神社「あぶり餅かざりや」
京都 今宮神社へ初詣⛩
お参りをしてから門前にあるかざりやさんへ
お庭の見えるお座敷に案内してもらえました〜
香ばしくて優しい甘みの白みそだれが絶妙に美味しいあぶり餅をいただきました。
次に行く機会があればお向かいの一文字和輔さんへ行ってみよう〜
西陣エリアにあり、縁結びや疫病退散のご利益で知られる「今宮神社」。こちらの名物として知られるのが、平安時代から地元の人にも愛され続けている「あぶり餅」です。ちぎったお餅にきなこをまぶして備長炭であぶり、白味噌ベースのたれをつけていただきます。
江戸時代創業の「かざりや」は、神社の参道に面したあぶり餅のお店。道行く人を眺められるテーブル席や、水琴窟のある庭を望む奥のお座敷で、焼きたてを楽しめます。
🍵【出町柳駅・河原町駅】名物が復活!下鴨神社「さるや」
140年の時を経て復活した下鴨神社の名物「申餅(さるもち)」。
境内にある「休憩処 さるや」で味わえます。
やわらか〜いお餅の中に小豆がぎっしり。無事息災をお祈りしていただきました。
広大な森の中にある世界遺産・下鴨神社。南口鳥居の近くに休憩所「さるや」があります。開店は10年ほど前ですが、ずっと前からあったような落ち着いた佇まいが魅力です。
最中やおしるこ、ぜんざいや黒豆茶などが揃いますが、ぜひ食べてみたいのが「申餅」(写真)です。申餅は、葵祭の申の日に食べて無無病息災を祝う食べ物として明治はじめまで親しまれていたもの。口伝で継承されていたものを140年ぶりに復元した名物です。
◆※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
文:高柳涼子
🍵【四条駅】京都の味を堪能できる本山佛光寺「d食堂」
山形県・天童木工の椅子とテーブルが置かれた畳の間でほっとできる
浄土真宗の租・親鸞聖人が開いた庵に起源を持つともいわれるお寺・本山佛光寺(ほんざんぶっこうじ)。境内に「ロングライフデザイン」をテーマに雑貨などを紹介する「D&DEPARTMENT KYOTO(ディアンドデパートメント キョウト)」があります。
京都のおいしいものがつまった「京都定食」。内容は定期的に替わる
別棟の「d食堂」は、朝は法話の会場として使われる「お茶所」を利用したカフェ。本堂前の枝垂れ桜なども窓から望む空間で、食事やお茶を楽しめます。メニューは月替わりの定食をはじめ、うどん、カレー、和洋のスイーツ、ドリンクなど。どれも食材や調味料、コーヒー豆などに京都府内各地の名品が満載で、京都の味わいを堪能できます。
🍵【稲荷駅】お参りの記念に♪伏見稲荷大社「稲荷茶寮」
伏見稲荷大社のご神木にちなみ、北山杉をふんだんに使った数寄屋造り
およそ1万本の鳥居が並ぶ「千本鳥居」が国内外で人気の「伏見稲荷大社」。境内の「八嶋池」のほとりには無料の休憩所「啼鳥菴(ていちょうあん)」があり、館内の一部が、社寺御用達抹茶を扱う「椿堂」が営む「稲荷茶寮(いなりさりょう)」になっています。
「稲荷パフェ」。稲穂は素揚げしてあるのでお米部分は食べることできる
香り高いお茶を使ったメニューが豊富に揃いますが、中でもぜひ食べてみたいのが「稲荷パフェ」。伏見稲荷大社やご利益の五穀豊穣にちなむモチーフが満載です。狐が描かれた麩焼きせんべいや白玉、干菓子の鳥居など、お米をふんだんに使い、抹茶餡を寒天で包んだ生菓子や宇治抹茶のアイスには椿堂のお茶を使用。取り合わせも絶妙です。
🍵【醍醐駅】枝垂れ桜も♪醍醐寺「Le Clos Sous le cerisier」
京都醍醐寺寺「Le Clos」です。
桜を見ながらランチなんて最高です。
醍醐山全体を境内とし、世界文化遺産にも登録されている「醍醐寺」。国宝や重要文化財を含む10万点以上を収蔵し、桜の名所としても知られる「霊宝館」に、フレンチカフェ「Le Clos Sous le cerisier(ル・クロ スゥ ル スリジェ)~桜の樹の下で~」があります。
メニューは、パスタや牛肉の煮込みなど食事や、ガトーショコラなどのスイーツ、ドリンクなど。名前の通り、枝垂れ桜を窓から望みながら過ごせるのもすてきです。
🍵【蹴上駅】安楽寺の公開に合わせてオープンする「椛」
『椛(もみじ)』 安楽寺の中にある寺カフェ☕️
安楽寺が特別公開している、春と秋に営業されています。
お庭を眺められる席や、囲炉裏の席があり、
私は囲炉裏の席にしました。
ほかほかと温かく、時間がのんびり流れる店内で、優しい味のほうじ茶ラテを。
#椛 # #寺カフェ #ほうじ茶ラテ ##冬の京都
東山・鹿ヶ谷にある「安楽寺(あんらくじ)」。桜や紅葉の名所であり、京都の夏の風物詩「鹿ヶ谷カボチャ供養」も行われるお寺です。限られた日のみ公開される安楽寺ですが、春と秋などの公開に合わせてオープンするのが客殿を使ったカフェ「椛(もみじ)」です。
メニューはコーヒーや抹茶などのドリンクから甘味、軽い食事まで。東山の木々を借景に、四季折々に美しい庭園を望む美しい空間で、心和むひとときを過ごせます。
🍵【北大路駅】大人気の名物♪今宮神社「あぶり餅かざりや」
京都 今宮神社へ初詣⛩
お参りをしてから門前にあるかざりやさんへ
お庭の見えるお座敷に案内してもらえました〜
香ばしくて優しい甘みの白みそだれが絶妙に美味しいあぶり餅をいただきました。
次に行く機会があればお向かいの一文字和輔さんへ行ってみよう〜
西陣エリアにあり、縁結びや疫病退散のご利益で知られる「今宮神社」。こちらの名物として知られるのが、平安時代から地元の人にも愛され続けている「あぶり餅」です。ちぎったお餅にきなこをまぶして備長炭であぶり、白味噌ベースのたれをつけていただきます。
江戸時代創業の「かざりや」は、神社の参道に面したあぶり餅のお店。道行く人を眺められるテーブル席や、水琴窟のある庭を望む奥のお座敷で、焼きたてを楽しめます。
🍵【出町柳駅・河原町駅】名物が復活!下鴨神社「さるや」
140年の時を経て復活した下鴨神社の名物「申餅(さるもち)」。
境内にある「休憩処 さるや」で味わえます。
やわらか〜いお餅の中に小豆がぎっしり。無事息災をお祈りしていただきました。
広大な森の中にある世界遺産・下鴨神社。南口鳥居の近くに休憩所「さるや」があります。開店は10年ほど前ですが、ずっと前からあったような落ち着いた佇まいが魅力です。
最中やおしるこ、ぜんざいや黒豆茶などが揃いますが、ぜひ食べてみたいのが「申餅」(写真)です。申餅は、葵祭の申の日に食べて無無病息災を祝う食べ物として明治はじめまで親しまれていたもの。口伝で継承されていたものを140年ぶりに復元した名物です。
◆※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
文:高柳涼子