goo何気無い日々が心地よい安寧

何気無い日々が続く様に。生きていく事の大変さがカナン。ある種空気の様な存在になりたいもの。

日本の「老化細胞除去ワクチン」研究が世界をリード 課題は足りない研究予算 202203

2022-03-03 20:55:00 | 気になる モノ・コト

日本の「老化細胞除去ワクチン」研究が世界をリード 課題は足りない研究予算
 Newsポストセブン より 220303


老化細胞除去ワクチンの研究を進める順天堂大学大学院医学研究科の南野徹教授
「老化細胞除去ワクチンの開発に成功し、糖尿病や動脈硬化、フレイル(加齢により心身が老い衰えた状態)に対する改善効果や早老症に対する寿命延長効果を確認できた」

「GLS1阻害剤」の研究を行う東京大学医科学研究所副所長の中西真教授

 昨年12月に英科学誌「ネイチャー・エージング」のオンライン版に掲載された論文の成果に世界中から注目が集まっている。

 論文の執筆者は、順天堂大学大学院医学研究科の南野徹教授(循環器内科)が主導する研究グループだ。

 近年になって「人が老いる」メカニズムが徐々に明らかになっているが、老化の主因とされているのが老化細胞である。
「人間の体の細胞は、少しずつさまざまなストレスにより、DNAに傷が入ります。傷が治れば普通の細胞に戻りますが、傷が入ったままだと、下手するとがん細胞になります。がんにならないために、細胞分裂を止めた細胞を『老化細胞』と呼びます。がん化を止める半面、老化細胞は炎症を起こす物質を出すので、他の正常な細胞を傷つけて老化細胞を増やしてしまうのです」(南野教授)

 この老化細胞を除去すれば、老化は止まるのではないか。そう考えて、今、世界中で老化細胞を除去する研究が始まっているが、南野教授の老化細胞除去ワクチンは世界をリードする存在だ。

 既存薬にも老化を防止する効果があると推測される薬が存在している。糖尿病治療薬「メトホルミン」にはアンチエイジングの効果が期待されるとして、2016年にアメリカの食品医薬品局(FDA)は、世界で初めて老化防止薬としての臨床試験を許可した。メトホルミンには、がん予防やアルツハイマー病予防などの効果が期待され、糖尿病治療薬として日本でも処方されている。

「GLS(グルタミナーゼ)1阻害薬」は抗がん剤として米国で臨床試験中の薬だが、実はがん細胞だけでなく、「老化細胞も取り除く効果」があるのではないかと注目されている。その研究を進めているのが、東京大学医科学研究所副所長の中西真教授の研究チームだ。

⚫︎2040年までに実用化へ
 日本が世界をリードする老化細胞除去ワクチンの研究だが、課題も存在する。一つは、老化細胞がどれくらいたまっているかを測定する方法がまだないということ。

「がん細胞だと抗がん剤でどれくらい減ったかを測定できますが、老化細胞を測る装置はまだなく、それを開発する必要があります。実用化されれば、たとえば、40歳の割にたまっているという人には早めに打つといった判断ができます」(南野教授)

 もう一つは研究予算の問題だ。臨床試験には多額の資金が必要になる。

「日本では臨床研究の資金が不足していて、治験を担う人材も少ないため、米国におけるモデルナのようにベンチャー的な製薬会社が出てきません。日本発の研究でも、海外から投資を呼び込むような道を探らなければなりません」(中西教授)

 ただし、政府としても指をくわえているわけではない。中西教授は、内閣府が推進する、人々を魅了する野心的研究開発事業「ムーンショットプロジェクト」における「老化細胞を除去して健康寿命を延伸する」のプログラムマネージャーを務めていて、2040年までに「老化細胞除去治療」の実用化に向け、国家を挙げて開発を進めている。

 日本は2007年に超高齢社会に突入し、65歳以上の人口は25年に約30%、60年には約40%になると予測され、世界一の高齢化率だ。そのため、実用化への期待は高い。

「日本の高年齢化社会は止めようがないでしょうが、介護の必要がない状態で寿命を全うすることは可能だと考えています。高齢でも健康で元気なら医療費や介護費の負担は増えず、高齢者の人材活用も進み、新たなイノベーションも起きるでしょう。文字通り、人生を最期まで楽しめるようになると思います」(中西教授)

「健康寿命120歳」は現実となりつつある。

※週刊ポスト2022年3月11日号
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

🚶‍♀️…恵心院…琴坂…天ヶ瀬ダム前… 220303

2022-03-03 15:41:00 | 🚶 歩く
🚶‍♀️…右岸堤防道…太閤堤跡公園…朝霧通…恵心院…観流橋…琴坂⇅+…右岸路…天ヶ瀬吊橋…左岸路…白虹橋:天ヶ瀬ダム前…第一志津川橋…右岸路…観流橋…朝霧通…右岸堤防道…>
🚶‍♀️11254歩2kg17F+2300歩

☁️:白虹橋右:左=16℃:13℃
 今日も風冷たい。肌着びっしょり着替える
恵心院:水仙と梅👀

夕)🚶‍♀️↔︎🏪7:親子丼🍢:🌇◎


恵心院にて



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

🚞🎫 全4368駅分セット!? 「JR全駅入場券」発売 鉄道開業150年記念 値段もスゴイ 202203

2022-03-03 01:32:00 | 〽️ 行事・新案内等 控え

全4368駅分セット!? 「JR全駅入場券」発売 鉄道開業150年記念 値段もスゴイ
 乗りものニュース編集部  より 220302


専用バインダー付き
 JRグループは2022年3月2日(水),1872(明治5)年10月14日に日本で鉄道が開業してから今年で150年を迎えるのを記念して「鉄道開業150年キャンペーン」を実施すると発表。
 このキャンペーンのひとつとして鉄道開業150年記念「JR全駅入場券」セットを発売します。硬券入場券

 鉄道開業150年記念「JR全駅入場券」セットは、JR6社全駅(4368枚)の硬券タイプ入場券をセットにしたもので、価格は70万円(送料・税込)。
 発売数は限定250セットで、専用のバインダーが付きます。

 申し込みは2022年5月中旬より専用ウェブサイトで受け付けます。
  発売セット数を超える申し込みがあった場合は抽選です。
   2022年10月14日(金)以降、順次発送となります。

 なお、セット数に含まれる入場券の枚数は2022年3月2日現在のもので、変更となる場合があります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

🧬人間の遺伝子は「食べ物」で変わる、食事で体に何が起きるのかを専門家が解説 202203

2022-03-03 00:39:00 | なるほど  ふぅ〜ん

人間の遺伝子は「食べ物」で変わる、食事で体に何が起きるのかを専門家が解説
 GigaZain より 220302


 食事というと味や見た目、カロリーや栄養などを連想しますが、分子生物学者によると食事は遺伝子にも大きく関連しているとのこと。食事が遺伝子に大きく影響を与えているという点について、ミシガン大学の分子生物学者であるMonica Dus氏が解説しています。

What you eat can reprogram your genes – an expert explains the emerging science of nutrigenomics
https://theconversation.com/what-you-eat-can-reprogram-your-genes-an-expert-explains-the-emerging-science-of-nutrigenomics-165867

 食事が遺伝子に影響を与えるという点にピンとこなくとも、「女王蜂と働き蜂」の関係を見れば分かるはず。この2つは遺伝子的に同一の生物ですが、働き蜂が蜜や花粉を食べるのに対し、女王蜂は働き蜂の体内で合成された ローヤルゼリーを食べることで、特異固体として成長します。

 Dus氏によると、食品に含まれるビタミンやミネラルといった微量栄養素が特定の遺伝子を発現させ、それにより生じる遺伝子産物が体に影響を与えることがあるとのこと。
 女王蜂であればローヤルゼリーが脳や臓器に影響を与えて生殖能力を活性化し、人間であれば メチオニンなが細胞の成長や分裂に関連する遺伝子に、ビタミンCが抗酸化作用を促進する遺伝子に影響を与えることが知られています。

 食事が遺伝子に与える影響は世代を越えて広がる可能性があり、食物連鎖という大きな概念に新しい意味を与えるとDus氏は指摘。
 例えば人間が牛乳を飲むとき、体は牛乳だけでなく、牛が食べた牧草の影響も受けている可能性があります。実際、牧草で飼育された牛の乳と穀物で飼育された牛の乳には脂肪酸やビタミンCなどの量に 違いがあることが分かっています。

 同様に人間の母親の食事が母乳の成分を変化させ、赤ちゃんの遺伝子スイッチに作用する可能性も考えられていますが、どのような影響が現れるかは研究が進んでいないため不明だとのこと。

 また、人間が食べた食品は体の細胞だけでなく体内の細菌に影響を与えます。マウスでの実験で、腸内細菌が 短鎖脂肪酸を分解することにより、幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンの量が変化することが 明らかになっています。
 食品だけでなく、食品包装に含まれる化学物質も体に影響を与える可能性も考えられているとのこと。

 Dus氏は「科学者たちは食事が遺伝子にどのように作用するのかという研究を始めたばかりです。これらの研究の多くはこれまで動物モデルでのみ行われており、食事と遺伝子の相互作用が人間にとって何を意味するのかについてはまだ解明されていないことがたくさんあります」と記しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする