先日の読売新聞に、怖いタコの記事が載っていました。
「猛毒ダコ北上か」と、その記事から
フグと同じ猛毒のテトロドトキシンをもち、主に西太平洋の熱帯・亜熱帯の海に生息するという
「ヒョウモンダコ」が熊野灘沿岸で見つかっているという。
大きさは体長10センチ以下の小型のタコで、浅い海のサンゴ礁や岩礁、砂と小石が交じる海底に
生息しているとかかれています、普段の体の色は薄茶色で、刺激を受けると全体がやや赤みを帯び、
青色のヒョウ柄模様が浮き上がるのだそうです。
このタコの唾液にはテトロドキシンがふくまれており、かまれると
嘔吐やしびれ、ケイレンなどの症状がでる。
オーストラリアでは死亡例もあるという、三重県水産研究所では、「見つけても絶対に素手で触ら
ないで」と注意を呼びかけている。
海上保安庁宇和島保安部によると、愛媛県西予市で昨年8月磯場で遊んでいた男性がかまれて
入院したとの事で、九州地方でも目撃、捕獲されるケースが相次いでいるという。
九州大学院の及川信准教授(魚類整理生態学)の話によると
「暖流に乗って三重県に流れてきても、これまでは冬の低水温に耐えられずに死滅すると
考えられていたのが、
海水温の上昇により、越冬繁殖している可能性があると分析されているようです。
写真によると、体全体にヒョウ柄がついているようですので、一般のタコとは少し
区別がつくようなのですが、小さいので見つけるとつい手で捕まえたくなるのではないかな、
絶対に掴まないように気を付けましよう。
写真は一般のタコ