先日Tさんの知り合いの料理屋さんにつれてもらった時にそこのお店の親父さんがお店に
貼ろうと思っているねんという詩を見せてもらいました。
塔和子さんの作品だそうですがそれを大きな紙に筆で書かれていました。
なかなかいいことが書かれていましたのでもらってきましたので
皆さんにも読んでもらおうと思いここに書き出してみます。
かわらなければ
この愛しさをしるすべはなかった
この親しさは湧もなかった
このおおらかな依存の安らいは得られなかった
人はかわることからさまざまな思いを知る
子は親とかかわり親は子と関わる事によって
恋も友情もかかわることから始まって
かかわった故に起こる
幸や不幸を積み重ねて大きくなり
くり返すことで磨かれそして人は
人の間で思いを削り思いをふくらませ生を綴る
ああ、何億の人がいようとも
かかわらなければ路傍の人
私の胸の泉に
枯葉いちまいも落としてはくれない