佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

建築家とは

2015-07-17 18:30:47 | 日々の思い

今、新国立競技場の工事費について大変議論を呼んでいる。

2020年東京五輪パラリンピックのメイン会場の総工事費の予算が当初の予算1300億円

(2012年11月当時)から、現在2520億円にまで膨らんでいる。

これだけのお金を誰が出すのか、当然国民に跳ね返ってくるのである。

この予算を認めて進めようとしている委員会たるもの、またこれをすすめるべく動いている

大臣などは何を考えているのだろう・

そして見直し見直しのかけごえだけで見直そうとしないが世論に押されて見直しの話が進んできたようだが、この設計コンペの委員長たる安藤忠雄氏は、先般行われた、大事な有識者会議に

も欠席をしたと言ういい加減な話、本人の話では何人も会議の人間がいるのだからといって

他のひとに責任を押し付けるような発言をしているという。

これだけの建物の設計コンペの委員長をしておきながらデザインだけ決めたのであって

金額のことは頭に入れてないとの無責任な話。

デザインの条件として1300億円を示されていたという。 

いままでに自分が設計をするときに予算を考えずに設計をやりますか?

私も建築家の端くれですが、依頼を受けた建物を設計するときにはまず予算を頭に入れて

取り組むのが普通です、まして有数の偉い方が集まって検討されたのなら当然どなたかは

予算のことを議題にしているはず、委員長たるものがそれを頭にいれてないことはないだろう

この問題が出たときに日本の有数の建築家のM氏のグループが設計変更を提言されていたが

それなど無視していたのではないだろうか。

もっと真摯に受け止めて検討するべきではないのだろう、これだけ世論が問題にしているのに

いつまでも頑固に言い訳などせずにやるべきだと思う。

皆さんはどう思われますか、東京都の負担金額を知事は受け入れていないという、当然のことと思いますが、どこまでがんばれるやら・・・

 

コメント
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