釣りの本が多く出ていた20~30年まえに比べると、今は本当に磯釣りの本と
言うのは少なくなった。
釣りの友・釣りサンデー・関西の釣りに、フイッシングに代表されたよき
磯釣り時代そして私たちのような底物が好きな人のための九州の石鯛倶楽部、
地方の新聞社が出した「日本の釣りシリーズ」など多くの本が出回りましたが、
今は代表的な磯の本といえば「磯釣りスペシヤル」のみとなっているように思う
さびしいことです、それに引き換えバス関係の本は多く出ているように思う
先日久しぶりに富田の藤原名人にあって色々と話しました、海底掃除に行かれた後でゴミ
の話も聞きましたが、釣り人よりも地元の人のゴミが多かったとのことでした、
釣り人の出すゴミは釣りの会がそれぞれゴミを出さない、持ち帰ろうと提唱してから相当に
減ったようですが、昔男女群島に行っている頃に、磯でアツメタゴミを船頭が帰りの船から
海に流すのを見て腹が立ったことがありました、何のために掃除したのかわからない
このような船頭がいる間は磯にも魚が寄り付かないでしょう。
この「磯釣りスペシヤル」を見ていると時代の代わりがよくわかります、釣り本来の内容には
変りがないのですが、年齢というのは変わっていき、釣りの本の常連さんともいうべき方の
名前が若い人に代わり新しい磯釣り人に代わっていくのがよくわかります、磯釣りが
いつまでも廃れないようにつづいていってほしいものです。そのためには磯を大切にゴミを
磯に捨てずに持って帰ってほしいものです。