必死に秀吉の異変を隠そうとする三成と信繁
それ自体かなり無理があります。
人の口に戸は立てられないのです
「殿下はいささか長く生き過ぎたのかも知れん。」と呟いた大谷吉継
の言葉が全てを物語っている様ですね。
晩年の秀吉は英雄だった欠片も感じません
権力に任せやりたい放題、罪の無い者まで手当たり次第に処刑すると
は…もはや老害以外の何物でもありません
一代の英雄・豊臣秀吉は既に死んでいるのです
醜い老人と化した肉体だけが残っていただけなのかも?
我が子??秀頼に対する愛情??だけが生きる術とは…
怒りを通り越して哀れみすら覚えます
家康の晩年と比べると月とスッポンですね。
兄・信幸から問われても真実を話せないでいる信繁
「太閤殿下が亡くなれば世の中は必ず揺れる。その時、真田は誰に付い
て行くのか見極めるべきなのだ!!」と信繁に詰め寄る信幸
真田家次男の立場より秀吉側近としての立場を優先しているとしか信幸
には見えなかったのでしょうね
豊臣家の家臣としての自分、真田家の人間として自分、二つの顔を持つ
信繁、板挟み状態ですが、信幸にはお見通しの様です
遂に信幸に秀吉の病状を打明けますが、その情報を持って信幸は直に徳
川へ直行
信幸には迷いはないのです
平時には居場所がない昌幸ですが、伏見城の普請に情熱を傾けていた矢先、
又もや大地震が…
すっかり気力を無くし吉野太夫にのめり込んでいきますが、その吉野太夫
も徳川の息の掛かった忍びだったとは踏んだり蹴ったりです
その昌幸も秀吉の病状を背中で聞き何やら息を吹き返したみたいですね
世が乱れれば昌幸は元気になるのです
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