こういう本が読みたかった、というような全集が刊行中である。
この記事では、そのなかから少しずつポイントを整理していく。
なお、写真では6冊にみえるが、箱と本体なので実際には3冊である(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/f8/bac26f14c6c618aebd7f443c889a060b.jpg)
【2015.2.26 追記】
第8巻の『意味文節理論と空海』に、ノーム・チョムスキーについて一行だけ言及されている。
“チョムスキーの語る「深層構造」にしても、深層とはいうものの、それは実はデカルト的な普遍的理念構造を措定するだけであって、依然としてホリゾンタル(水平的)なアプローチであることに変りはない。”
この意味を知るために、まず、井筒のいう「言語アラヤ識」を整理してみよう。 (続く)
【2015.3.4 追記】
“「意味」生成の根源的な場所(トポス)である下意識領域(唯識のいわゆる「アラヤ識」)”
『第9巻 「気づく」―詩と哲学の起点』