① 今場所の琴ノ若は、ほろ苦い記憶の残る新大関の場所であった。勿論、十一日目に尊富士を止められなかったこともあるが、その後の貴景勝戦も私は好きな力士であるので、思いは複雑である。このところの寒さで、もう咲くかと思われた八柱霊園前の桜もまだ咲いていない。周囲では来場所の琴櫻襲名で動いているのだろうと思われるが、私としてはもう一場所、琴ノ若で土俵に上がってもいいのではないか、と思う。
今場所はここまで来たら、尊富士に勝ってもらいたい。私は師匠の伊勢ヶ濱親方、旭富士のがぶり寄りに、いまでも強い印象を持っているからである。
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今場所はここまで来たら、尊富士に勝ってもらいたい。私は師匠の伊勢ヶ濱親方、旭富士のがぶり寄りに、いまでも強い印象を持っているからである。
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