中々、言葉で言っても分かり難いので、表にしてみました。次節、J2第40節の試合結果によって、J1自動昇格争い、J1参入プレーオフ進出争い、そして残留争いの動向がどうなるかを確認していきます。表はExcelで作成しスクショしたので、見難いかも知れません。ご容赦ください。
1.まず、自動昇格争いの行方です。関心があるのはファジの自動昇格の可能性のみです。
前回も書いたように、ファジの自動昇格の可能性が残るとすれば、ファジが必ず残り3試合に全勝することが必須条件です。
その上で、横浜FCが2分1敗以下でリーグ戦を終わった場合にのみ、自動昇格圏内の2位以内に入ることができます。アルビレックス新潟が3連敗で終えたとして、ファジが3連勝しても得失点差の関係で逆転することはほぼ不可能と言えます。つまり、ファジは残り試合に1試合でも引き分けた時点で自動昇格の望みが断たれます。
何れにしても、ファジにとっては3戦全勝が絶対に必要なのです。その上で、自動昇格に届かなかったとしても、プレーオフに勢いを持って臨めますからね。
第40節の各チームの対戦相手は、以下のようになります。
新潟 vs 仙台
横浜FC vs 大分
岡山 vs 甲府
2.続いて、J1参入プレーオフ進出争いです。
まず、ファジは既にプレーオフ進出以上が決まっています。従って、最悪でも現状の3位以下には順位を落とさないということが大事になって来ます。
現実的には、仙台と山形によるプレーオフ進出枠の最後の一つを争う形になりました。徳島、千葉、長崎に関しては、自らが勝った上で仙台と山形が引き分け以下だった場合に可能性が浮上する、という状況です。熊本、大分の両チームに関しては、何位でプレーオフに進むかということに重点が置かれます。
第40節の各チームの対戦相手は、以下のようになります。
岡山 vs 甲府
熊本 vs 群馬
大分 vs 横浜FC
仙台 vs 新潟
徳島 vs 長崎
千葉 vs 秋田
長崎 vs 徳島
3.最後に残留争いを見てみましょう。岩手と琉球は既に極めて厳しい状況にあるというのは間違いありません。
甲府はほぼ残留圏内にいるといえそうです。3試合で1引き分け以上で残留がほぼ決まります。大宮、群馬は残り3戦を1勝1分1敗以上で事実上の残留決定と考えられます。
岩手の場合には得失点差で不利な状況にありますから、残留の為には全勝した上で、大宮か群馬のいずれかが2敗以上するという結果が必要です。1敗した時点で事実上の降格決定と考えないといけません。
琉球の場合は更に厳しく、自らが3連勝して、大宮か群馬が3連敗した上に岩手が2勝1敗以下で終わることが最低条件です。得失点差で岩手を上回っているので、勝点で並ぶことができれば岩手より上には行けます。しかし、大宮と群馬よりは勝点で上回らないといけません。大宮、群馬がともに引き分けた時点で実質的に降格が決まるといえます。
第40節の各チームの対戦相手は、以下のようになります。
甲府 vs 岡山
大宮 vs 山口
群馬 vs 熊本
岩手 vs 東京V
琉球 vs 金沢
昇格争い、プレーオフ進出争い、残留争いの当事者同士の対戦よりも、嫌な相手というのが昇格、プレーオフの可能性が消滅していて残留を決めているチームです。上記の対戦相手としては、東京V、秋田、金沢、山口の各チームです。プレッシャーなくのびのびプレーされるとかなり難しい試合になることが考えられますから、対戦相手は要注意です。
ファジが甲府、更に秋田と東京Vとの対戦を残しているのは、実は非常に厳しいと言えるのです。
相当な決意で臨まないと3連勝はかなり難しいと言えそうですね。
出典:https://www.fagiano-okayama.com/
我々は全力で応援するのみです。
昇格を決めるまで全力で頑張りましょう。よろしくお願い申し上げます。
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