goo blog サービス終了のお知らせ 

民主党の小沢一郎代表は、伊吹文明文部科学相を辞任に追い込め

2007年01月12日 13時50分13秒 | 政治
◆政治資金が、不明朗になるのは、政治の性格上、やむを得ない面がある。政治は、権力闘争であり、最悪の場合は、命を狙われ、暗殺のターゲットになりかねないからである。
 まず、「入り」については、だれが献金しているかがわかると、政治家の活動に巻き込まれて献金主自身が、危険にさらされる可能性があるからである。かつて、奥野誠亮元法務相の政治資金を調べたことがあるが、少額の献金者の氏名と住所、献金額まで細かく記載しているのを見て、「さすが内務官僚出身者だ」と感心させられた記憶がある。こうした政治家は、稀である。
◆日本国憲法は、第15条第4項で「秘密投票の保障」を規定している。いわく「すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問われない」と。これを政治献金と直接結びつけるのは、飛躍しているかも知れないが、「政治闘争の危険性」に鑑みれば、政治献金主がだれであるかを政敵に見破られないことは、ある程度必要である。政治家個人やその他の政治団体への企業献金や労働組合献金が禁止され、個人献金中心の制度となっている現在は、なおさらである。
◆「出」の方も、何に使ったかを明示すると、裏工作などの「秘密活動」ができなくなる。バレれば、やはり政敵から妨害を受けたり、政治権力から弾圧の対象されかねない。だからこそ、政治団体の収支報告書は、「領収書」についても、「大雑把」なものにしてあるのである。 政治資金を議論する場合、このところをしっかりと、押さえたうで議論する必要がある。
◆そうであるにしても、「文部科学大臣」が疑われたのでは、示しがつかない。これを放置していては、日本の教育は成り立たない。「うそつき」や「言い訳上手」を養成するのが、教育の目的ではないからである。伊吹文明文科相は、通常国会が始まる前に潔く辞任すべきである。一切の言い訳は、聞きたくない。民主党の小沢一郎代表は、伊吹文明文部科学相を辞任に追い込め。
にほんブログ村 政治ブログへ
ブログランキング
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする