◆読売新聞の4月2日付朝刊「社説」が、「米韓同盟―『北』の脅威への対処は揺るがぬか」として、朝鮮半島の安全保障についての「不安」を表明している。韓国軍に対する戦時作戦統制権を2012年に米国から韓国に移譲することで米韓両国が2月に合意しているからである。確かに不安である。
◆不安の第1は、戦時作戦統制権が、単に韓国に移譲されることではない。O武O政権が「反米勢力」を背景とする左翼政権であることである。北朝鮮のスパイが相当数、青瓦台の大統領府に潜入していると言われている。
第2の不安は、第二次朝鮮戦争が勃発した場合、米軍が本気で出動するかどうか疑わしいことである。アメリカは、自国の青年の血を流したくないと考えて、在韓米軍を南方に後退させており、逃げ腰である。戦死するのは、韓国の青年たちでよいということである。
第3の不安は、韓国軍と北朝鮮軍とが、手を結ぶ可能性が皆無ではないということである。矛先を日本列島向けられたらたまらない。
◆日本としては、あらゆる可能性を想定して国防を強化しておかねばならない。いまではほとんど不可能に近いけれど、鎖国により265年間も平和を維持した徳川時代に思いを馳せて、「限りなく鎖国に近い国防体制」を構想してみる必要がある。日本民族が生き延びる道は、だれが何と言おうとも「一国平和主義」を貫くことでしかない。日本の青年たちの血は、一滴も流してはならないのである。

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◆不安の第1は、戦時作戦統制権が、単に韓国に移譲されることではない。O武O政権が「反米勢力」を背景とする左翼政権であることである。北朝鮮のスパイが相当数、青瓦台の大統領府に潜入していると言われている。
第2の不安は、第二次朝鮮戦争が勃発した場合、米軍が本気で出動するかどうか疑わしいことである。アメリカは、自国の青年の血を流したくないと考えて、在韓米軍を南方に後退させており、逃げ腰である。戦死するのは、韓国の青年たちでよいということである。
第3の不安は、韓国軍と北朝鮮軍とが、手を結ぶ可能性が皆無ではないということである。矛先を日本列島向けられたらたまらない。
◆日本としては、あらゆる可能性を想定して国防を強化しておかねばならない。いまではほとんど不可能に近いけれど、鎖国により265年間も平和を維持した徳川時代に思いを馳せて、「限りなく鎖国に近い国防体制」を構想してみる必要がある。日本民族が生き延びる道は、だれが何と言おうとも「一国平和主義」を貫くことでしかない。日本の青年たちの血は、一滴も流してはならないのである。

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