石原慎太郎圧勝の予想、敵前逃亡した菅直人代表代行の責任は重い

2007年04月07日 16時37分47秒 | 政治
◆東京都知事選挙の各種メディアの情勢調査は、石原慎太郎がダブルスコアの大差でリードしている。石原都知事が前回の308万票には届かないまでも、圧勝するとのご託宣である。終盤戦に向けて、自民・公明党連合軍VS民主党という組織戦の様相が強まった。
新聞各紙の世論調査の結果を知って慌てた民主党は、早稲田大学雄弁会で鍛えた演説名人の渡部恒三最高顧問を浅野史郎候補に張付けて挽回を図ったが、すでに時遅しであった。
◆小沢一郎代表、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長の3人が、どちらかと言えば、「根暗トリオ」なのに対して、渡部恒三最高顧問は、「根明」の印象が強い。民主党内には、「偽黄門」と悪口を言う向きもあるけれど、この際は、本物か偽者かはどうでもよい。足を引っ張っている場合ではない。
◆民主党の国民支持率が低下している最大の原因は、渡部恒三最高顧問を「最高顧問」に祭り上げたところにある。小泉前首相が、「植木等ばり」の「無責任男ぶり」で人気を博したのは、ひとえに「明るさ」にあった。いかに真面目でも根暗では、国民は楽しくはない。神経衰弱に陥ってしまう。石原慎太郎候補と浅野史郎候補の決定的な違いは、政策もさることながら、「根明」と「根暗」にある。残念ながら、渡部恒三最高顧問の明るさを持ってしても、浅野史郎候補の「根暗」を補うことはもはや無理な情勢である。
◆政権取りを目前にして突撃敢行を恐れ「敵前逃亡」した菅直人代表代行の責任は重い。それにも増して、国民人気の高い渡部恒三最高顧問の使い方を誤った小沢一郎代表の責任は、もっと大きい。
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コメント (2)
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