◆「300兆円戦争」と言われたアフガニスタン・イラク戦争によって敗北・消耗した米国は、財政が破綻し、米軍将兵に満足な給料を支払えなくなり、兵力の大幅削減を余儀なくされた。その結果、「世界の警察官」としての地位も失墜した。いままた、イスラム教スンニ派過激武装勢力「イスラム国=ISIL」との戦いに勝利は見込めず、親日国トルコに助けを求めている。
加えて、安倍晋三首相、中谷元防衛相の尻を叩いて、日本が「バードン・シェアリング(費用分担)」「パワー・シェアリング(力の分担)」を果たすべく、「安全保障法制整備関連法案」の国会成立を急がせている。日本国憲法第9条改正を待っていられないので、「憲法解釈変更」により集団的自衛権行使容認・閣議決定(2014年7月1日)という便法、いうなれば「裏口入学」を果たして、陸海空3自衛隊を世界各地、つまり地球規模で派遣し、米軍と共同作戦に従事させようとしている。
米軍の補助部隊であった陸海空3自衛隊が、ここまで成長するまでには、「アーミテージ・ナイ・レポート」が2000年10月11日に発表されて、約15年かかっている。安倍晋三首相、中谷元防衛相が、あれほど熱を入れていた日本国憲法第9条改正をアッサリ取り止めて、「安全保障法制整備関連法案」の国会成立を急ぐ理由を国民有権者に説明しようとしないのは、これが、国民有権者の平和と安全のためではなく、米国オバマ大統領の強い要請を実現しようとしているからに他ならない。
◆参院平和安全法制特別委員会での安全保障法制整備関連法案の質疑が進み、安倍晋三首相、中谷元防衛相が説明すればするほど、安全保障法制整備関連法案が「欠陥法案」であることが、バレバレになっている。
無所属クラブの水野賢一参院議員が7月29日、「不当な武器使用を罰する自衛隊法118条」が国外では適用されない点を指摘したのに続いて、民主党の前川清成参院議員は7月30日、「専守防衛は、集団的自衛権行使に結びつかない」と矛盾を指摘した。専守防衛は防衛上の必要があっても相手国に先制攻撃を行わず、侵攻してきた敵を自国の領域において軍事力(防衛力)を以って撃退する方針のことをいう。しかし、北朝鮮が、米軍に向けてミサイルを発射した場合、日本の陸海空3自衛隊は、北朝鮮が日本攻撃を考えていないのに、ミサイル基地に「先制攻撃」して叩けば、専守防衛とは言えなくなる。
◆安倍晋三首相、中谷元防衛相は、陸海空3自衛隊を海外に派遣して、戦闘地域以外の安全な場所で米軍などに物資補給する任務を戦闘行為の範疇にある「兵站(ロジスティック)」
を「後方支援」と称して、戦闘行為と認めたがらない。
孫子は、作戦篇第二のなかで「国の師に貧なるは、遠く輸せばなり。遠く輸さば百姓貧し。師に近き者は貴売すればなり。貴売すればすなわち百姓は財竭く。財竭くればすなわち丘役に急にして、力屈し財殫き、中原のうち、家に虚しく、百姓の費、十にその七を去る。公家の費、破車罷馬、甲冑矢弩、戟楯蔽櫓、丘牛大車、十にその六を去る」と述べている。「孫子訳注」(訳注者・郭化若、監訳者・立間祥介、東方書店刊)は、以下のように用に評釈している。
「『孫子』は、国を出て遠征する場合は、物資器材・畜力・財力の消耗の非常に大きいことを説き、その言葉には道理がある。後方からの補給路が長すぎると、輸送は困難になる。それは戦争するうえで非常に不利な条件である。現代の戦争においても、近代化された輸送機関の使用にもかかわらず、遠く離れた後方から補給運搬をするような場合に、敵の近代兵器の攻撃を受けやすく、やはり大きな問題となっている。『孫子』が『国の師に貧するは遠く輸ればなり』と強調したのは、今日でも重視さるべきである」
※参考:「別冊宝島」に板垣英憲の記事が掲載されております。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
安倍晋三首相、菅義偉官房長官は「お友達や側近たちの辞任ドミノ」を恐れ、「足の引っ張り屋」を排除せず
◆〔特別情報①〕
安倍晋三首相を支えるはずのお友達や側近たちが、「首相の足」を引っ張り、安倍晋三内閣の支持率が急落し続けている。にもかかわらず、だれも責任を取ろうとしないで、ポストに居座っている。安倍晋三首相、菅義偉官房長官は、「足の引っ張り屋」を排除せず、逆に守ろうとしてきた。「お友達や側近たちの辞任ドミノ」を恐れているからだ。それでも、「足の引っ張り屋」は、続々登場してくる気配。
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第44回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成27年8月1日 (土)
新冷戦時代、核戦争のリアリティ
「日本の核武装と原発再稼動政策はセットで行われる」
~戦争を知らない世代が戦争を始める
◆新刊のご案内◆
**********板垣英憲『勉強会』の講演録DVD販売********
板垣英憲・講演録DVD 全国マスコミ研究会
7月開催の勉強会がDVDになりました。
第43回 中国 「史上最古の天皇家と世界の王室」
~小沢一郎代表の日本国憲法改正試案と象徴天皇制
(平成27年7月4日開催)
その他過去の勉強会もご用意しております。遠方でなかなか参加できない方など、ぜひご利用下さい。
板垣英憲・講演録DVD 全国マスコミ研究会
【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】
『TPPの本当のネライ―あなたはどこまで知っていますか』(2013年9月25日刊)
目次
第1章 TPPとアメリカの食糧支配
*日本は戦後、「米国の穀物戦略」の餌食にされてきた
軍事用語に「糧道を断つ」という言葉がある。敵が食糧を確保するために使っている道を断ち、兵糧攻めをすることである。寵城が長引けば、敵陣地に餓死者まで出てくる。その末に、敵城を陥落させる戦術である。
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※ご購読期間中は、以下過去の掲載本全てがお読み頂けます。
『小泉・安倍 VS 菅・小沢 国盗り戦争』(2003年10月25日刊)
『スラスラ書ける作文・小論文』(1996年4月20日刊)
『目を覚ませ!財界人』(1995年9月25日刊)
『東京地検特捜部』鬼検事たちの秋霜烈日(1998年4月5日刊)
『誠』の経営学~『新撰組』の精神と行動の美学をビジネスに生かす
『忠臣蔵』が語る組織の勝つ成果Q&A
『風林火山』兵法に学ぶ経営学~人は石垣、人は城
『未来への挑戦「坂本龍馬」に学ぶ経営学』
『人生の達人~心に残る名言・遺訓・格言』(2000年6月11日刊)
『細川家の大陰謀~六百年かけた天下盗りの遺伝子』1994年1月5日刊(2000年6月11日刊)
『大富豪に学ぶ商売繁盛20の教訓―商機をつかむ知恵と決断』(2010年1月20日)
『内務省が復活する日』(1995年10月25日刊)
『情報流出のカラクリと管理術』(2003年3月10日刊)
『利権はこうしてつくられる』(1991年3月25日刊)
「『族』の研究~政・官・財を牛耳る政界実力者集団の群像」(1987年3月9日刊)
『愛する者へ遺した最期のことば』(1995年6月10日刊)
『自民党選挙の秘密』(1987年12月15日刊)
『小中学校の教科書が教えない 日の丸君が代の歴史』(1999年7月8日刊)
『大蔵・日銀と闇将軍~疑惑の全貌を暴く』(1995年5月26日刊)
『小泉純一郎 恐れず ひるまず とらわれず』(2001年6月15日刊 板垣英憲著)
『戦国自民党50年史-権力闘争史』(2005年12月刊 板垣英憲著)
『小沢一郎 七人の敵』(1996年2月6日)
『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊 同文書院刊)
『小沢一郎総理大臣』(2007年11月10日)
『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日)
『ロックフェラーに翻弄される日本』(20074年11月20日)
『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日)
『民主党政変 政界大再編』(2010年5月6日)
『国際金融資本の罠に嵌った日本』(1999年6月25日刊)
『政治家の交渉術』2006年5月刊
『カルロス・ゴーンの言葉』(2006年11月刊)
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」(2007年7月刊)
板垣英憲マスコミ事務所
加えて、安倍晋三首相、中谷元防衛相の尻を叩いて、日本が「バードン・シェアリング(費用分担)」「パワー・シェアリング(力の分担)」を果たすべく、「安全保障法制整備関連法案」の国会成立を急がせている。日本国憲法第9条改正を待っていられないので、「憲法解釈変更」により集団的自衛権行使容認・閣議決定(2014年7月1日)という便法、いうなれば「裏口入学」を果たして、陸海空3自衛隊を世界各地、つまり地球規模で派遣し、米軍と共同作戦に従事させようとしている。
米軍の補助部隊であった陸海空3自衛隊が、ここまで成長するまでには、「アーミテージ・ナイ・レポート」が2000年10月11日に発表されて、約15年かかっている。安倍晋三首相、中谷元防衛相が、あれほど熱を入れていた日本国憲法第9条改正をアッサリ取り止めて、「安全保障法制整備関連法案」の国会成立を急ぐ理由を国民有権者に説明しようとしないのは、これが、国民有権者の平和と安全のためではなく、米国オバマ大統領の強い要請を実現しようとしているからに他ならない。
◆参院平和安全法制特別委員会での安全保障法制整備関連法案の質疑が進み、安倍晋三首相、中谷元防衛相が説明すればするほど、安全保障法制整備関連法案が「欠陥法案」であることが、バレバレになっている。
無所属クラブの水野賢一参院議員が7月29日、「不当な武器使用を罰する自衛隊法118条」が国外では適用されない点を指摘したのに続いて、民主党の前川清成参院議員は7月30日、「専守防衛は、集団的自衛権行使に結びつかない」と矛盾を指摘した。専守防衛は防衛上の必要があっても相手国に先制攻撃を行わず、侵攻してきた敵を自国の領域において軍事力(防衛力)を以って撃退する方針のことをいう。しかし、北朝鮮が、米軍に向けてミサイルを発射した場合、日本の陸海空3自衛隊は、北朝鮮が日本攻撃を考えていないのに、ミサイル基地に「先制攻撃」して叩けば、専守防衛とは言えなくなる。
◆安倍晋三首相、中谷元防衛相は、陸海空3自衛隊を海外に派遣して、戦闘地域以外の安全な場所で米軍などに物資補給する任務を戦闘行為の範疇にある「兵站(ロジスティック)」
を「後方支援」と称して、戦闘行為と認めたがらない。
孫子は、作戦篇第二のなかで「国の師に貧なるは、遠く輸せばなり。遠く輸さば百姓貧し。師に近き者は貴売すればなり。貴売すればすなわち百姓は財竭く。財竭くればすなわち丘役に急にして、力屈し財殫き、中原のうち、家に虚しく、百姓の費、十にその七を去る。公家の費、破車罷馬、甲冑矢弩、戟楯蔽櫓、丘牛大車、十にその六を去る」と述べている。「孫子訳注」(訳注者・郭化若、監訳者・立間祥介、東方書店刊)は、以下のように用に評釈している。
「『孫子』は、国を出て遠征する場合は、物資器材・畜力・財力の消耗の非常に大きいことを説き、その言葉には道理がある。後方からの補給路が長すぎると、輸送は困難になる。それは戦争するうえで非常に不利な条件である。現代の戦争においても、近代化された輸送機関の使用にもかかわらず、遠く離れた後方から補給運搬をするような場合に、敵の近代兵器の攻撃を受けやすく、やはり大きな問題となっている。『孫子』が『国の師に貧するは遠く輸ればなり』と強調したのは、今日でも重視さるべきである」
※参考:「別冊宝島」に板垣英憲の記事が掲載されております。
孫子の戦略 ~実例でわかる「戦い」に勝つための法則 (別冊宝島 2372) | |
クリエーター情報なし | |
宝島社 |
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
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◆〔特別情報①〕
安倍晋三首相を支えるはずのお友達や側近たちが、「首相の足」を引っ張り、安倍晋三内閣の支持率が急落し続けている。にもかかわらず、だれも責任を取ろうとしないで、ポストに居座っている。安倍晋三首相、菅義偉官房長官は、「足の引っ張り屋」を排除せず、逆に守ろうとしてきた。「お友達や側近たちの辞任ドミノ」を恐れているからだ。それでも、「足の引っ張り屋」は、続々登場してくる気配。
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平成27年8月1日 (土)
新冷戦時代、核戦争のリアリティ
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2度目の55年体制の衝撃! あのジャパンハンドラーズが「小沢一郎総理大臣誕生」を自民党に対日要求! 日本国の《新生となるか、終焉となるか》ついに来た《存亡大選択の時》 (超☆はらはら) | |
クリエーター情報なし | |
ヒカルランド |
ゴールドマン?ファミリーズ?グループが認める唯一の承認者(フラッグシップ) 吉備太秦(きびのうずまさ)が語る「世界を動かす本当の金融のしくみ」 地球経済は36桁の天文学的数字《日本の金銀財宝》を担保に回っていた | |
板垣 英憲 | |
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地球連邦政府樹立へのカウントダウン! 縄文八咫烏(じょうもんやたがらす)直系! 吉備太秦(きびのうずまさ)と世界のロイヤルファミリーはこう動く 人類9割が死滅! 第三次世界大戦は阻止できるか?! (超☆はらはら) | |
板垣 英憲 | |
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中国4分割と韓国消滅 ロスチャイルドによる衝撃の地球大改造プラン 金塊大国日本が《NEW大東亜共栄圏》の核になる (超☆はらはら) | |
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NEW司令系統で読み解くこの国のゆくえ ロスチャイルドの世界覇権奪還で日本のはこうなる(超☆はらはら) | |
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【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】
TPP本当のネライ―あなたはどこまで知っていますか | |
板垣 英憲 | |
共栄書房 |
『TPPの本当のネライ―あなたはどこまで知っていますか』(2013年9月25日刊)
目次
第1章 TPPとアメリカの食糧支配
*日本は戦後、「米国の穀物戦略」の餌食にされてきた
軍事用語に「糧道を断つ」という言葉がある。敵が食糧を確保するために使っている道を断ち、兵糧攻めをすることである。寵城が長引けば、敵陣地に餓死者まで出てくる。その末に、敵城を陥落させる戦術である。
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『小泉・安倍 VS 菅・小沢 国盗り戦争』(2003年10月25日刊)
『スラスラ書ける作文・小論文』(1996年4月20日刊)
『目を覚ませ!財界人』(1995年9月25日刊)
『東京地検特捜部』鬼検事たちの秋霜烈日(1998年4月5日刊)
『誠』の経営学~『新撰組』の精神と行動の美学をビジネスに生かす
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『風林火山』兵法に学ぶ経営学~人は石垣、人は城
『未来への挑戦「坂本龍馬」に学ぶ経営学』
『人生の達人~心に残る名言・遺訓・格言』(2000年6月11日刊)
『細川家の大陰謀~六百年かけた天下盗りの遺伝子』1994年1月5日刊(2000年6月11日刊)
『大富豪に学ぶ商売繁盛20の教訓―商機をつかむ知恵と決断』(2010年1月20日)
『内務省が復活する日』(1995年10月25日刊)
『情報流出のカラクリと管理術』(2003年3月10日刊)
『利権はこうしてつくられる』(1991年3月25日刊)
「『族』の研究~政・官・財を牛耳る政界実力者集団の群像」(1987年3月9日刊)
『愛する者へ遺した最期のことば』(1995年6月10日刊)
『自民党選挙の秘密』(1987年12月15日刊)
『小中学校の教科書が教えない 日の丸君が代の歴史』(1999年7月8日刊)
『大蔵・日銀と闇将軍~疑惑の全貌を暴く』(1995年5月26日刊)
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『戦国自民党50年史-権力闘争史』(2005年12月刊 板垣英憲著)
『小沢一郎 七人の敵』(1996年2月6日)
『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊 同文書院刊)
『小沢一郎総理大臣』(2007年11月10日)
『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日)
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『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊
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