と言う事で、落語を昨日観ていた訳ですけどね。
先のブログにちょろっと書きましたけど、本当にアクシデントがあった訳ですよ、お客さんが吐血して意識混濁しちゃうという状況。
2階席はそら落語観るって感じじゃないですよ。
でもさすがに1階席はそれほどその騒動に気付いてない。
じゃあ舞台に上がっている演者さんはというと、無理やりその演目を引っ張っているんですよ。
同じ言葉やしぐさを繰り返したりして、ひっぱる。
つまり次の人への配慮ですよね。
落語みたいなものは最初にどれだけお客さんをつかめるかでおもしろくもなったりつまらなくもなったりする。
この演者さんは次の人の為に自分の時間を潰したんですね。
これ、ある意味でプロだと思いました。
当然そんなこんなで時間は延びてしまいまして、この騒動が終わった段階で10分押し。
しかもこの後出てくるのは大看板や人気者。
しかもお仲入りまで1時間・・・演者4人ですから、一人辺り15分くらいの持分ですね。
本来なら20分くらいづつ持分があったんでしょうけど、5分短縮となるとこれは結構大変。
どこをはしょるか、その演者のセンスにかかってきます。
ところが、この大御所や人気者、さも「ハナっからこの話する予定だったんだよぉ」って感じで話し始め、気がついたら定刻どおりのお仲入り。
唸っちゃいました。
これぞプロの仕事ですよ。
決められた時間内できっちり仕事をするっていうのは大切だと思うんですよ。
例えば15分で演じてくれっていうなら、少し余裕を持って13分位の演目をやり、ノリシロをマクラでカバーする。マクラでひっぱったりはしょったりすることで観る側に気付かせないように演じる。
ハナっから20分なら20分、自分の持分は20分だからその時間は全部俺が使う・・・なんていうのはこういうトラブルが発生した時に臨機応変に対応できませんわな。
二つ目辺りだとそういう人もちらほらいますけどね。
後、後先考えずに自分の世界で延々演じる人もいるらしいですわ。
独演会ならそれでもいいんだけどねぇ、寄席はみんなの時間配分が決まってますから、自分はこの演目をやりたいって言って『大仕掛け』の40分モノなんぞやったら周りは迷惑至極ですわな。
本当に『長けりゃいいってもんじゃねーよ。時と場所を考えろ』ってこのことですよねぇ。
だから寄席では大体15~20分、大ネタは独演会でやる・・・という仕組みになっているようですね。
寄席は観てて本当に面白いですね。
落語だって、滑稽話があって艶話があって、人情物があれば歴史物だってある。
新作落語なんていうものだってある。
そのスタイルは様々。
そこに漫才や俗曲とかね、講談なんかもあったりするんですよ。
それがひとつのパッケージになっているんですよ。
だから飽きないんですわ。
ずーっと人情物の落語ばっかりだと、そこはやっぱり疲れちゃいますからね。
この絶妙のバランスを楽しむのが寄席の醍醐味っちゅーもんです。
しばらくハマりそうですわ(笑
先のブログにちょろっと書きましたけど、本当にアクシデントがあった訳ですよ、お客さんが吐血して意識混濁しちゃうという状況。
2階席はそら落語観るって感じじゃないですよ。
でもさすがに1階席はそれほどその騒動に気付いてない。
じゃあ舞台に上がっている演者さんはというと、無理やりその演目を引っ張っているんですよ。
同じ言葉やしぐさを繰り返したりして、ひっぱる。
つまり次の人への配慮ですよね。
落語みたいなものは最初にどれだけお客さんをつかめるかでおもしろくもなったりつまらなくもなったりする。
この演者さんは次の人の為に自分の時間を潰したんですね。
これ、ある意味でプロだと思いました。
当然そんなこんなで時間は延びてしまいまして、この騒動が終わった段階で10分押し。
しかもこの後出てくるのは大看板や人気者。
しかもお仲入りまで1時間・・・演者4人ですから、一人辺り15分くらいの持分ですね。
本来なら20分くらいづつ持分があったんでしょうけど、5分短縮となるとこれは結構大変。
どこをはしょるか、その演者のセンスにかかってきます。
ところが、この大御所や人気者、さも「ハナっからこの話する予定だったんだよぉ」って感じで話し始め、気がついたら定刻どおりのお仲入り。
唸っちゃいました。
これぞプロの仕事ですよ。
決められた時間内できっちり仕事をするっていうのは大切だと思うんですよ。
例えば15分で演じてくれっていうなら、少し余裕を持って13分位の演目をやり、ノリシロをマクラでカバーする。マクラでひっぱったりはしょったりすることで観る側に気付かせないように演じる。
ハナっから20分なら20分、自分の持分は20分だからその時間は全部俺が使う・・・なんていうのはこういうトラブルが発生した時に臨機応変に対応できませんわな。
二つ目辺りだとそういう人もちらほらいますけどね。
後、後先考えずに自分の世界で延々演じる人もいるらしいですわ。
独演会ならそれでもいいんだけどねぇ、寄席はみんなの時間配分が決まってますから、自分はこの演目をやりたいって言って『大仕掛け』の40分モノなんぞやったら周りは迷惑至極ですわな。
本当に『長けりゃいいってもんじゃねーよ。時と場所を考えろ』ってこのことですよねぇ。
だから寄席では大体15~20分、大ネタは独演会でやる・・・という仕組みになっているようですね。
寄席は観てて本当に面白いですね。
落語だって、滑稽話があって艶話があって、人情物があれば歴史物だってある。
新作落語なんていうものだってある。
そのスタイルは様々。
そこに漫才や俗曲とかね、講談なんかもあったりするんですよ。
それがひとつのパッケージになっているんですよ。
だから飽きないんですわ。
ずーっと人情物の落語ばっかりだと、そこはやっぱり疲れちゃいますからね。
この絶妙のバランスを楽しむのが寄席の醍醐味っちゅーもんです。
しばらくハマりそうですわ(笑