新!編集人の独り言

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これぞプロのお仕事だと思う。

2010-04-14 21:03:46 | Weblog
と言う事で、落語を昨日観ていた訳ですけどね。
先のブログにちょろっと書きましたけど、本当にアクシデントがあった訳ですよ、お客さんが吐血して意識混濁しちゃうという状況。
2階席はそら落語観るって感じじゃないですよ。
でもさすがに1階席はそれほどその騒動に気付いてない。
じゃあ舞台に上がっている演者さんはというと、無理やりその演目を引っ張っているんですよ。
同じ言葉やしぐさを繰り返したりして、ひっぱる。
つまり次の人への配慮ですよね。
落語みたいなものは最初にどれだけお客さんをつかめるかでおもしろくもなったりつまらなくもなったりする。
この演者さんは次の人の為に自分の時間を潰したんですね。
これ、ある意味でプロだと思いました。

当然そんなこんなで時間は延びてしまいまして、この騒動が終わった段階で10分押し。
しかもこの後出てくるのは大看板や人気者。
しかもお仲入りまで1時間・・・演者4人ですから、一人辺り15分くらいの持分ですね。
本来なら20分くらいづつ持分があったんでしょうけど、5分短縮となるとこれは結構大変。
どこをはしょるか、その演者のセンスにかかってきます。
ところが、この大御所や人気者、さも「ハナっからこの話する予定だったんだよぉ」って感じで話し始め、気がついたら定刻どおりのお仲入り。
唸っちゃいました。
これぞプロの仕事ですよ。

決められた時間内できっちり仕事をするっていうのは大切だと思うんですよ。
例えば15分で演じてくれっていうなら、少し余裕を持って13分位の演目をやり、ノリシロをマクラでカバーする。マクラでひっぱったりはしょったりすることで観る側に気付かせないように演じる。
ハナっから20分なら20分、自分の持分は20分だからその時間は全部俺が使う・・・なんていうのはこういうトラブルが発生した時に臨機応変に対応できませんわな。
二つ目辺りだとそういう人もちらほらいますけどね。

後、後先考えずに自分の世界で延々演じる人もいるらしいですわ。
独演会ならそれでもいいんだけどねぇ、寄席はみんなの時間配分が決まってますから、自分はこの演目をやりたいって言って『大仕掛け』の40分モノなんぞやったら周りは迷惑至極ですわな。
本当に『長けりゃいいってもんじゃねーよ。時と場所を考えろ』ってこのことですよねぇ。
だから寄席では大体15~20分、大ネタは独演会でやる・・・という仕組みになっているようですね。

寄席は観てて本当に面白いですね。
落語だって、滑稽話があって艶話があって、人情物があれば歴史物だってある。
新作落語なんていうものだってある。
そのスタイルは様々。
そこに漫才や俗曲とかね、講談なんかもあったりするんですよ。
それがひとつのパッケージになっているんですよ。
だから飽きないんですわ。
ずーっと人情物の落語ばっかりだと、そこはやっぱり疲れちゃいますからね。
この絶妙のバランスを楽しむのが寄席の醍醐味っちゅーもんです。

しばらくハマりそうですわ(笑

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もやし・・・

2010-04-14 14:39:35 | Weblog
なんでももやしが売れているんだそうな。
確かに最近の野菜は朝書いたように高いし、もやしは安価安定しているから庶民の味方といえばそうなんだけど・・・

じゃあ皆どーやって食べるのかというと・・・
塩コショーで炒める・・・とか
塩茹でしてギョーザの添え物にする・・・とか

そのくらいですよねぇ。

確かにもやしって一番うまいのは油で炒めるのが一番だと自分も思うんですよ。
だったら炒めるもののバリエーションを変化させていけばいいんですわな。

自分がおいしいなと思ったのは「桜海老」
桜海老っつったって、イイヤツじゃないの。そこら辺で1袋100円位のやつで十分。
こいつともやしをごま油で炒めて、塩、コショーで味付けすれぱかなりうまいです。

後は豚肉・・・定番ですよね。
もやしと豚肉を炒めて、あんかけにしちゃいましょう。
味付けはオイスターソースと醤油をベースにして。
そしてこのあんかけをご飯やラーメンの上にかけちゃう。
ラーメンにかければ横浜名物サンマーメンの出来上がりだし、ご飯にかければ激安中華丼のできあがり。

後、ベーコンと燃やしを炒めて、カレー粉と塩、コショーで味付けすると、これがまたなかなかのモノです。
隠し味に醤油をひとたらしするのがポイントです。

ちなみに今日の夕食はミソラーメン。
豚ひき肉と燃やしをトウバンジャン、テンメンジャンで炒め、肉味噌をつくって、ラーメンの上にもやしをのせたら、上からぶっかけて、イッキにかっ込む。

これっすよ、これ。
コメント (3)
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野菜高騰

2010-04-14 08:16:08 | Weblog
野菜が高いです。

いや、手が出ません。

は、いいんだけど、マスコミが取り上げてる価格はそれでも格段に高いよなあと。

江東区南砂にある八百屋で昨日買った野菜
・小ぶりのメークイン98円
・玉ねぎ4個98円
・プチトマト1パック160円
・ニンジン4本90円
・ねぎ3本160円
・レタス1玉160円
・中国産しいたけ98円
・メキシコ産アスパラ98円

うちのほうってこんなもんなんですけど・・・

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寄席で昨日は大騒動。

2010-04-14 07:37:21 | Weblog
昨日は朝からムシャクシャしていたので、用事を済ませてから、浅草の演芸ホールに行きました。
といっても落語の木戸銭、つまり入場料は結構なお値段。
ましてやこの日は襲名披露公演というとでいつもより500円程高くて3000円・・・・
お金使いたくありませんからね、さあどーするか。
そこでチケットショップですね。
場所こそ少ないけど、浅草演芸ホールに関しては招待券を置いてあるところはありますから、今回はそれを利用する事にしました。

ちなみに700円・・・安っ!!

さて、この日は三遊亭窓輝師匠の襲名披露。窓輝師匠というと、三遊亭円窓師匠の実子ですわ。
円窓師匠といえば古典の名人ですからね、地味だけど笑わす泣かす、お客の感情を自在に操る自分が今「じっくり聴きたい落語家」の一人です。

そんな襲名披露ですから、客演も豪華絢爛
・三遊亭円歌師匠
・鈴々舎馬風師匠
・橘家円蔵師匠
・入船亭扇橋師匠
・三遊亭円窓師匠

凄いでしょ?
落語協会の重鎮だらけですわ。
これだけじゃないんですよ。
・林家正蔵師匠
・柳家喬太郎師匠
・川柳川柳師匠
・柳家はん治師匠

あのですね、この人達鈴本とか末広亭とかでバンバントリを務めている人達ですよ。

そして色物も
・のいるこいる師匠
・あした順子師匠
あしたひろし師匠がなんでも体調壊したらしくて、この日は順子師匠が一人でがんばってましたね。
あれもちゃんとやりましたよ。
『男はあなたひろし♪女は君さ順子』ネタ。
これはもう鉄板(笑)

こんだけ豪華絢爛・・・というか、3000円の価値はありますわ。
でも700円で観たんだけど。

ところがこの日、ちょっとした騒ぎになっちゃったんですよね。
自分は2階席で観ていたんだけど、その中腹で爺さんが突然吐血&意識混濁。
あ、ヤバイ!!
2階席の客はざわつく訳ですよ。
自分、とりあえず近くの人に劇場の人を呼びました。
だってまわりはジジババばっかりでサクサク動けないし。
じゃあその間舞台にいた柳家紫文師匠はというと・・・たぶんあれはネタをひっぱったね。
1階席まで集中力をなくしちゃったら落語どころじゃなくなるものね。

救急隊が到着した時、このじいさんグツタリしてた。
脈を測る機械音もなんかリズムが不規則だし。
「皆さん、道空けてあげてください。運び出しますから」
たって様子を見ている爺さんばあさんに自分が指示。

いや、云々じゃなくて、早く落語が観たいだけなんですよ。
気になってしかたないもん。

そのドタバタのせいか、しばらく次の演者は出てきませんでしたね。
お囃子だけがずーっと流れている状態。
さすがに1回の客も「こら何かあった」と察したみたいでざわついたところで、やっとこ次の噺家さんが登場。

そうだなあ、多分ロスタイムは10分くらいですかね。

ところが落語家さんって凄いですよ。
きっちり仲入り時間に終わってるの。
自分の持ち時間をちゃんと調整できるんだよねぇ。
これぞプロですわ。
与えられた時間をフルに使うだけがプロじゃないですもんね。
そこではしょるものははしょる。時間の調整が出来てこそプロだよなぁと再認識しちゃいました。

さて、こんな豪華絢爛なメンツでしかも時間がないですから、この日はいわゆる正月興行パターン、いわゆる漫談という本編じゃないウラ話を中心とした話を重鎮方はしていましたね。
これは新真打に対する優しさ。
結局ね、直前にきっちりとした落語やられちゃうと、新真打が目立たなくなっちゃう。
つか、比較されちゃうんですよ。
だから、こういう披露公演の時は軽く流している事が多いようですね。

さて、披露口上は・・・面白かったですねぇ。
本来なら新真打がいじられるのが普通なのに、ここで散々いじられたのがやはりというか当然というか正蔵師匠でした。
新真打よりいじられまくってました。

さて、その新真打である窓輝師匠ですが・・・
正直お客さんを引き付ける話ができているかというとまだまだ。
話の途中でダレちゃうんですよ。
噺家は真打になってからが本当のスタートっていいますけど、それは本当ですねえ。

親父さんがあれだけの名人ですから、頑張らないといかんでしょうね。

まあ、満足満足です。

さて、今度も襲名披露興行観に行こうかなと。
瀧川鯉之助師匠辺りの(笑)
芸術協会さんはどんな感じなんでしょうかねぇ・・・


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