K-rのAFはそんなに速くありませんので、動体を高速連写したい場合にはコンティニュアスAF(AF.C)ではなく、シングルAF(AF.S)にしなければなりません。結局、コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)で撮影するのと同様に置きピン(フォーカスロック)で撮影することになります。ただ、コンパクトデジカメと違って被写界深度が浅くなりますので、ピントを合わせた位置でぴったりと撮影しないとピンぼけしやすくなります。
鉄道写真に向くデジカメとは、一眼レフではなくサイズの小さい裏面照射型CMOSを使った高速AF・動体予測AF搭載の高倍率ズームコンパクトデジカメということになりますが、今のところそれに該当するデジカメはありません。
上の写真は後追い撮影をしていますが、車両の正面を画面の端の方にもってくる構図の場合、コンティニュアスAF(AF-C)よりシングルAF(AF-S)のほうが撮影しやすいです。
なお、この記事に掲載している写真はリサイズしているだけで、トリミングやその他補正はしていません。
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