この塗色はもう石坂線でしか見ることができませんが、600形と700形の車両の正面形状は京阪伝統の3枚窓ではなく6000系~10000系と同様の2枚窓になっていますので、「京阪らしさ」はありません。
この年の「きかんしゃトーマス号」は700形で、10000系と同様に月ごとにキャラクターのヘッドマークを掲出していました。
各地の路面電車はラッピングされたものが多いですが、石坂線も例外ではありません。ただし、単なる広告ラッピングではありませんので、写真を撮影する気が失せるラッピングではありません。単なる広告ラッピング車両は撮影するのが嫌になります。
石坂線のラッピングは大きく分けて、大津地域の観光スポットやイベントと連動したものと、アニメと連動したものの2つがあります。アニメと連動したもののはしりがこの「まんが日本昔ばなし号」です。
(撮影日:2011年7月23日)
Photo and Write by Itai Taketa (板井岳太):デジカメ写真研究家
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