第12編成は後期に製造されたものになりますので、もちろん30年は経っていません。
この第12編成の登場は1500V昇圧後で、他の編成は7両編成になっていたにも関わらず4両で製造されました。その後7両にするために製造された中間車の方向幕は7000系と同様の枠が無いタイプになりましたが、窓枠は7000系と同じ細いタイプにはなりませんでした。さらにその後8両にするために製造された中間車は方向幕わまりと窓枠が7000系と同一になりましたので、この第12編成には方向幕わまりと窓枠の形状だけで分類すれば、3つのタイプが混在しています。
第12編成には第13編成(6013F)等と同じヘッドマークが取り付けられました。
現在の第14編成の京都側3両は7000系と同一の形状となっていますが、デビュー30周年記念ヘッドマークは取り付けられました。
樟葉駅の京都側引上げ線で並んだ第12編成(6012F)と第14編成(6014F)。第14編成の大阪側先頭車両は京都側先頭車両と違って7000系形状になっていませんので、大阪側から見ると他の6000系と全く同じです。なお、第14編成は淀屋橋に到着後に1つ前の写真の淀行き急行になり淀車庫に引き上げたため、この後はこの光景を見ることはできませんでした。
(撮影日:2013年4月20日)
Photo and Write by Itai Taketa (板井岳太):デジカメ鉄道写真研究家
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