岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

大津秀一先生の<死ぬとき後悔すること25> 

2012-08-16 10:33:41 | 日々のこと
1000人の死を見届けた終末医療の専門医師 大津秀一先生が書いた本です。一度読んだのですか、再び読みました。その中より、第24章 神仏の教えを知らなかったことの冒頭に、スピリチュアルケアの村田理論が紹介されています。

ー・・・スピリチュアルペイン、すなわち生きている意味を得ず、魂の痛みを感じる状態に陥るのは、死を越えた将来の確信(時間存在)と信頼できる家族・友・医療者等の存在(関係存在)、及び自己決定できる自由(自立存在)の三つのうち、一つ以上の要素が揺らぐためであるという理論である。そして、このうち一つ以上の要素が失われてしまっても、他の要素で補えることで、スピリチュアルペインを和らげることができると言われている。・・・

終末期が迫ると、多くの場合、自分のことが自分でできなっくなってしまうので、自立存在は失われる傾向にあると言えるであろう。だから、人と人とのつながり、つまり関係存在が重要となってくる。それで自立存在の喪失を補うのである。

そしてまたもう一つ、自立存在を補う可能性があるのが、時間存在である。これが死を越えた将来の確信(来世の存在)、である。・・・ー

<来世>が持つ癒しの力を認められます。患者さんの亡骸を見送る時に、大津先生も<来世で会いましょう>という言葉を発っしています。

忙しさを方便に、私は神仏の教え学ぶことをサボっています。最後まで、生臭く生きていくだと強がりを言う時もあります。それでは駄目だと、深く反省しております。

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