岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

春日野部屋の栃煌山の優しさと凄み

2014-11-17 10:56:52 | 日々のこと
九州場所を観戦した翌日、春日野部屋の巡業の福岡市東区三苫を訪れました。

激しい朝稽古中の土俵前の席を通されました。親方からの助言に素直に聴き、返事をしながら、関取が稽古します。私が親方の横で見る迫力・臨場感は、まさに相撲とは格闘技と感じるものです。張り詰めた緊張感もあり、写真を撮るのも憚れる雰囲気です。

ぶつかる激しい音、うめき声、不規則な息遣い、したたり落ちる汗、悲鳴にも聞こえる返事。肉弾と肉弾の衝突を観ると、まるで闘牛と闘牛との戦いのようにも見えます。

ぶつかり稽古とはいうものの、真剣勝負そのものです。本場所中に、かくも激しい稽古をして、本番に支障がでるのではと、心配になる程の激しさでした。

朝稽古が終わっても、栃煌山は一人で黙々と又割や、鉄砲を繰り返ししてします。正座して考えていたり、瞑想しているようにも見えます。後で知ったのですが、本日の取り組みの相手は逸ノ城です。取り組みの作戦を練っていたのかもしれません。

稽古場から出てきた栃煌山の顔の表情には凄みがありました。怯みながらも私は勇気を出して声を掛けて、写真をねだりました。栃煌山に気持ち良く了承して撮影してもらい、握手もしてもらいました。

<思わず、頑張ってください。>と声援を送りました。私の祈りも通じたのか、逸ノ城戦では目出度く白星でした。
目出度し、目立たし。

蛇足ですが、私がスリムに見えます。

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