岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

ストレスの対処方法の分類があるとは?

2016-12-07 18:07:45 | 健康に関すること
最近、ストレスマネジメントという分野の学問があるということを知りました。医学と心理学の境界に位置する分野だと思います。「ストレスマネジメント」という古本を見つけたからです。

ストレスに対する対処方法を「コーピング」と言います。生きている限り、いろんな種類のストレスを受けていますので、我々はその性質に応じて適切に対処していく必要があります。普段は、本能的に対処していることを、学問的にに分類していることに、ある種の感銘をしました。

対処方法を3段階で分類し、問題の解決(問題焦点型)か心の状態(情動焦点型)の解決か、真っ正面から取り組む(関与型)か回避(回避型)するか、認知を優先する(認知型)か行動を優先する(行動型)かで、8種類に分類されます。

<問題焦点型>
計画立案 :問題解決の計画を立てる  (関与型ー認知型)
情報収集 :情報を集める       (関与型ー行動型)
あきらめる:あきらめる        (回避型ー認知型)
責任回避 :責任を逃れる       (回避型ー行動型)

<情動焦点型>
積極的思考:良い面を探す       (関与型ー認知型)
カタルシス:誰かに話しを聴いてもらう (関与型ー行動型)
思考回避 :くよくよ考えないようにする(回避型ー認知型)
気晴らし :気晴らしをする      (回避型ー行動型)

仕事でのストレスには、情報収集して問題解決の計画を立てて実行していきたいですね。時には、良い面を探したり、気晴らしをしているかもしれません。

何か失敗しても、前向きな教訓を見出して、失敗したために気づいたプラス面や良い面を探すこともあります。

決定的な失恋であったら、誰かに話しを聴いてもらって、くよくよ考えないようにするのですかね。気晴らしをすることもあるかもしれません。最後は、あきらめるのでしょう。

この8種類の対処方法を上手に使い分けているから、前向きに生きていけるであると思います。

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