岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

森信三氏の<父親のための人間学>

2015-03-25 17:53:41 | 感動した書籍
森信三氏の<父親のための人間学>を読みました。

本物の父親になるのには、人間修養が必要であるとあります。世界観・人生観を持つには、<戒>、<定>、<慧>の部門での修養が必要であることを説明している部分が新鮮でした。

<戒>とは、十戒です。
1.不殺生
2.不偸盗(ふちゅうとう):<ちゅうと>とは、盗み。
3.不邪淫(じゃいん):<じゃいん>とは、男女間の道に外れた情事。
4.不妄語:<もうご>とは、ウソをつくこと。
5.不綺語(ふきご):<きご>とは、真実に反した飾り立てた言葉
6.不悪口(ふあっく)
7.不両舌(ふりょうぜつ):<りょうぜつ>とは、両方の人に対して異なることを言い、両者を仲違いさせ争わせること。
8.不貪欲:<どんよく>とは、むさぼって飽くことをしらないこと。
9.不いんに:<いんに>とは激しく怒ること
10.不邪見:<じゃけん>とは、因果の道理を無視すること。間違った考え方。

<定>とは、心身統一の安定です。

<慧>とは、智慧・叡智です。
1.将来への見通しは立つこと
2.物事の<潮時>が分かること
3.<手の打ち方>、つまり手段・方法が分かること
4.物事のちりあいバランスが分かること
5.物事の程度加減が分かること。

善い父親になるのも、修養が必要であり、大変です。

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