(株)Jコミの中の人というブログがありまして。
まぁぶっちゃけ「ラブひな」とか「ネギま」の赤松健のサイトなんですけど。
ここでやろうとしてる企画にちょっと感動したのでご紹介。
ここでは、絶版マンガの無料DLサービスをやろうとしてるんですね。
今、漫画は不況のあおりもあってなかなか売れない状況になってます。
そして、日本においては「電子書籍化」という方向性が利権団体の絡みから非常に難しい。
できないことはないけれど、過度なDRM(デジタル著作権管理のシステム)により、作者も
読者も望まないようなガチガチなブロックをかけられます。
例えば、同一マシンじゃないと読めないとか。
DLしたものを削除しちゃったら再DLにまたお金がかかるとか。
そんな誰も得をしないシステム。
でも、そんなシステムでもないと著作者の権利が全く守られなくなってしまうんですな。
さて、そこでこのDLサービス。
ポイントは、
(1)対象は絶版マンガに限る
(2)DL無料
(3)UPは有志による
といったところ。
絶版マンガは、マンガ家だけが権利を持っているそうです。
出版社とかには権利がないわけですね。
なので、作者さえ認めればある程度自由にUP/DLすることができます。
これにより、「DL対象物に広告ページを挟みこむ」という形で無料配布が可能に。
マンガはpdf形式なのだそうですが、広告ページをユーザーがクリックすれば、広告主から
マンガ家へ広告料が支払われる仕組み。
更に、UPは一般の有志が可能だそうで、つまりYoutubeやニコニコ動画みたいな感覚で
投稿でき、閲覧できるという感じになるそうです。
これって、結構スゴくね?
絶版となったマンガは通常「無価値」という扱いになるそうです。
それを再利用できるわけだから、マンガ家としても良いことでしょう。
また、読者としても希少な本を無料で入手できて良いことずくめ。
更には、「単行本化されなかった幻の名作」さえも復刻できるかもしれない、とのこと。
短期集中連載でページ数が足りず単行本化されなかったり、読み切りだったりするものも
この手法でよみがえるかもしれないのだそうです。
それってスゲェと思うんですけど。
いちマンガ好きとしてありがたく思うし、そういうビジネスモデルが確立できれば
マンガ業界全体に影響がありそうです。
・・・良い影響ばかりじゃないだろうけど。
ともあれ、まだまだ話はスタートラインにすら立っていない状態。
実際にどれくらいのDLがあり、どれくらいのクリック数があるのか分からなければ
具体的な話が進まないみたいです。
しかし、そこはさすが赤松健。
代表作であり現在は絶版となっている「ラブひな」全巻で実験を行うのだそうですよ。
開始予定は11/26(金)
企画自体面白そうだし、ラブひなも改めて読んでみたいので、是非DLしたいと思います。
興味のある方は、覗いてみては。
日本の数少ない武器であるマンガというコンテンツが、今後も廃れないことを祈っています。
まぁぶっちゃけ「ラブひな」とか「ネギま」の赤松健のサイトなんですけど。
ここでやろうとしてる企画にちょっと感動したのでご紹介。
ここでは、絶版マンガの無料DLサービスをやろうとしてるんですね。
今、漫画は不況のあおりもあってなかなか売れない状況になってます。
そして、日本においては「電子書籍化」という方向性が利権団体の絡みから非常に難しい。
できないことはないけれど、過度なDRM(デジタル著作権管理のシステム)により、作者も
読者も望まないようなガチガチなブロックをかけられます。
例えば、同一マシンじゃないと読めないとか。
DLしたものを削除しちゃったら再DLにまたお金がかかるとか。
そんな誰も得をしないシステム。
でも、そんなシステムでもないと著作者の権利が全く守られなくなってしまうんですな。
さて、そこでこのDLサービス。
ポイントは、
(1)対象は絶版マンガに限る
(2)DL無料
(3)UPは有志による
といったところ。
絶版マンガは、マンガ家だけが権利を持っているそうです。
出版社とかには権利がないわけですね。
なので、作者さえ認めればある程度自由にUP/DLすることができます。
これにより、「DL対象物に広告ページを挟みこむ」という形で無料配布が可能に。
マンガはpdf形式なのだそうですが、広告ページをユーザーがクリックすれば、広告主から
マンガ家へ広告料が支払われる仕組み。
更に、UPは一般の有志が可能だそうで、つまりYoutubeやニコニコ動画みたいな感覚で
投稿でき、閲覧できるという感じになるそうです。
これって、結構スゴくね?
絶版となったマンガは通常「無価値」という扱いになるそうです。
それを再利用できるわけだから、マンガ家としても良いことでしょう。
また、読者としても希少な本を無料で入手できて良いことずくめ。
更には、「単行本化されなかった幻の名作」さえも復刻できるかもしれない、とのこと。
短期集中連載でページ数が足りず単行本化されなかったり、読み切りだったりするものも
この手法でよみがえるかもしれないのだそうです。
それってスゲェと思うんですけど。
いちマンガ好きとしてありがたく思うし、そういうビジネスモデルが確立できれば
マンガ業界全体に影響がありそうです。
・・・良い影響ばかりじゃないだろうけど。
ともあれ、まだまだ話はスタートラインにすら立っていない状態。
実際にどれくらいのDLがあり、どれくらいのクリック数があるのか分からなければ
具体的な話が進まないみたいです。
しかし、そこはさすが赤松健。
代表作であり現在は絶版となっている「ラブひな」全巻で実験を行うのだそうですよ。
開始予定は11/26(金)
企画自体面白そうだし、ラブひなも改めて読んでみたいので、是非DLしたいと思います。
興味のある方は、覗いてみては。
日本の数少ない武器であるマンガというコンテンツが、今後も廃れないことを祈っています。