和泉の日記。

気が向いたときに、ちょっとだけ。

「僕は友達が少ない (5)」読了。

2010-11-25 09:13:46 | 読書感想文。
結局、発売日より3日早く届きました。
Amazonすげえ。
ということで、発売日当日になったので感想を。

前回は「星奈と結婚するの?」というところで終わってましたね。
で、今回の冒頭でそこに突っ込んでいくわけですが・・・。
結果、華麗にスルー。
・・・スルーかよ!?
いや、なかったことになってるわけじゃないんだろうけどね?
なんか、特に進展するわけでもなく、そのまま一旦放置という結果に。
どうしてこうなった。
前回からの引きに対してこの有様は酷くないかい!?
まぁ本当に進展されても困るんだけどさ。僕は夜空派だからね。

と、そこを除けばあとはいつもの「はがない」でした。
うん、ギャグが酷え。(褒め言葉)
えげつない。(褒め言葉)
メインヒロイン二人に躊躇なくゲロ吐かすのはどうにかならんのか。(褒め言葉)
そんな感じ。

ああ、今回一番のビックリは、全部幸村が持って行きましたね!
そういうオチかよ!
「美少女っぽいけど男だよ」というこの手の作品にありがちなお約束・ご都合主義を
逆手に取った見事な叙述トリック!
・・・なわけねーよ。
ただひたすらに、マジでか!?という感想しかありませんでした。
特に、事実発覚のシーンとか、軽く犯罪じゃね?
いちいち酷い作品です。
でも、その辺が大好きだ。

漫画版も好調で、更にはジャンプSQ.19でスピンオフまで連載開始。
はがないワールド拡大中ですが、このままだとアニメ化も遠くない印象ですね。
でも、アニメになったとして、この酷いギャグをどうするんだ。
厳密に再現するのか。
しなかったら怒るけど。

と、いらん心配をしてしまうあたり、ファンだなあと思います。
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「猫物語 (白)」読了。

2010-11-25 09:00:15 | 読書感想文。
化物語シリーズ最新作、猫物語(白)読了。

今回、語り手が阿良々木から羽川翼に変更されています。
っていうか阿良々木さん出番ねぇ!
一応、最後の方にちょろっと出てくるけどね。

本作からセカンドシーズン、とあとがきにありましたが、まさにそんな感じ。
これまでのシリーズとはだいぶ異なるように思います。
語り手が違う、というのもそうですが、キャラの造形もだいぶ変わってる。
戦場ヶ原は毒気が抜けて真人間(?)になったらしいし。
神原は髪を伸ばしたらしいし。
そして羽川は本作を通して非常に大きな変貌をとげることになります。
今回は当然羽川メインですが、今後他のキャラに焦点を当てたお話が楽しみです。
まぁ、それでも作中では「なにも変わらない」と断言してるんですけどね。
十分変わってるよ、と僕は思います。ってか普通はそう思うだろ。

それにしても、西尾維新は本当にキャラの立て方が上手い。
異常に上手い。
羽川もそうだけど、戦場ヶ原に阿良々木火憐・月火のファイアーシスターズなど、
今回もみんなで大暴れです。
それぞれの確固とした理念に基づいて動きまくり、それが実に心地良い。
味付けが多少極端ではあるけれど、僕はその辺含めて好きですよ。

さて、次回は八九寺メインの「傾物語」。
12月発売ですってよ。
・・・来月じゃん。
ペース早すぎです。おかしいよ。
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