いずみは小説書きですが、一般的な「商業作家」とは違います。
他人の評価を求めていない。
自分が楽しむためだけに小説を書いている。
これでは商売になりませんので、決定的に違いますね。
でも、技術的な部分で盗めるところは商業作家から盗んでいます。
一番参考にしたのは、近年では西尾維新でしょうね。
作風ぜんぜん違うけど。
で、よく世間で言われてるのが、
「作家は古典を勉強しなければならない」
というところ。
いずみ、これ無理だわー。
好きな作品から得るものはあっても、
苦手な作品から得るものは少ない。
好きなら古典でも新作でも構わないけど、
古典だからってちゃんと勉強しなければならない、
というのは違うだろって思う。
昔、芥川龍之介を参考にしたことはあります。
でも、古典ってそれくらいだね。
何よりさー、時間が足りないんだよ。
いずみは、人生全てが小説の修行だと思っています。
小説の古典を勉強する時間なんてない。
今面白い、今興味のある出来事に全てを振り切らないといけない。
ただでさえいずみの時間は普通の人より短いのだから。
例えば、漫画やゲームなどからも小説を学べますよね。
もっというと、普段の家族との会話などからも学べる。
それら全て、疎かにするわけにはいかない。
要は優先順位です。
古典の優先順位は、比較的低いよねという話。
小説を勉強するなら、今一番興味のある作家を勉強したい。
今更芥川龍之介読まないよ、と。
ちなみに今興味がある作家は中村文則と米澤穂信です。
西尾維新はもう致死量くらい読んだからな。
まあ、新作出たら読むけども!
これだけ読んで、遊んで、学んでたら、古典を紐解く時間なんか
取れないよね。
もっとも、いずみが物凄く興味を惹かれる古典があれば読むんだけどさ。