和泉の日記。

気が向いたときに、ちょっとだけ。

フェアトレードとは。

2022-03-10 20:10:00 | いつもの日記。
最近、いやだいぶ前から? 「フェアトレード」という単語を目にします。

今日はスーパーのチョコレートだった。


これは、

「現地の労働者に適切な給料を払ってます」

ということなんだろう。


で、このフェアトレードの世界に、いずみは含まれてない。

貧しいいずみは、高い金払わないとチョコ買えない、となるでしょ。


結局、この手の商売は誰かが損しなきゃならない。

そこでその「損」を消費者に押し付けるのが「フェアトレード」なんだと思う。

好景気ならいいよ?

でも今不景気じゃん。

つか、日本はもうずっと不景気じゃん。

それって、日本人の労働が「フェアトレード」されてないってことでしょ。

そんな被害者ないずみたちが、何で損を被らなきゃいけないの?


そうなると、「チョコ買えない」となるよね。

もしそうなったとして、最終的に困るのは誰?

チョコ生産者じゃない?

チョコ文化が衰退するってことだからね。


じゃあどうすればいいか。

生産者もメーカーも消費者も損しない、本当のフェアトレードはどうすればいいか。

これもう、国が損を被るしかなくない?

結局、「日本を好景気にすること」しかない。

消費税なんか掠め取ってる場合じゃねえんだよ!


誰かの黒字は誰かの赤字。

日本銀行券を政府が発行してるなら、デフレの今、政府が赤字を補填するしかないでしょ。

つまり、減税だよね。

消費税、所得税など。


そこから改善せずにフェアトレードなどあり得ない。

貧しい人が貧しい人の世話なんかできねーよ。
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「気候危機とグローバル・グリーンニューディール」読了。

2022-03-10 14:10:00 | 読書感想文。
気候危機と政治経済の本、読了。


・・・難しすぎて半分も分からなかったな!


っていうか、大国、特にアメリカと、トランプ元大統領に対する愚痴が多すぎ。

大体この辺に文句言ってます。

気候危機の責任は大国にある、トランプは気候危機を加速させた、みたいな。


まあ、言いたいことは分かる。

いずみもそう思う。

でも、それに対する解決案がどうにも分からないし納得いかない。


例えば「炭素税」って言葉が出てきた。

温室効果ガスを排出することに課税、という案。


これは、日本は喜んで課税しそうだよね。

でも、これについて「公正」ということはあり得ないと思う。

導入されたら、大企業は下請けからその分を徴収し、

その下請けは一般人から搾取するようになるだろう。


この本では、炭素税導入に当たって、一般人への還元が必須としている。

これが夢物語なのよね。


日本で炭素税とその還元が導入された場合、

一般人から100円取って50円しか還元しない、

つまり50円の単純増税になると思う。


また、新設の税ということで汚職や中抜きの温床になると思う。

税金を取るためのシステムに金がかかるとして更に課税、みたいな。

で、政府とそのお友達企業に金が流れる。

つまり、貧富の差が拡大する。

上級国民は大したダメージを受けない税となり、下級国民は瀕死になる。


炭素税を導入するなら、まず消費税を撤廃して見せろと思うよ。

あれは完全な失政だと思ってる。


あと、今ガソリン関連の税金でエラいことになってるじゃない。

減税はせずに給付金を出すよって。

その給付金、一般人に入る? という不信感。


日本は完全に政治不信なんだよね。

そんな中で炭素税がどうのと言っても信用できない。

金取って上級国民が潤うだけで、気候危機には関与しないとなりそう。


本書では「雇用の公正な移行」が訴えられている。

これは、「みんなで豊かになりましょう」という思想が根幹にある。

日本は真逆。

「みんなで貧乏になりましょう」、というのがここ数十年の日本だ。

一部の特権階級がその特権を保持し続けることに特化してるわけだ。

だから、あと数年、あるいは数十年はこの思想は根付かないと思う。


でも、外圧で炭素税とかそういうのだけは導入しそう。

それくらい不信感が強い。


とにかく、絵空事だなあという感想。

いや、絵空事なら悪影響もないからまだいい。

本書の案を日本なりに導入すれば、貧困層は益々貧困になりそうだ。

だったら、いずみの言いたいことは一つである。


「余計なことすんな」
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