JACKIE

Beautiful Things in My Life

”青菜””池田の猪買い”が大好き like Japanese traditional entertainment

2010-10-11 | 日記・エッセイ・コラム

ひょんなきっかけで、落語を見に行くことになった。

30年来の友人が、アマチュア落語をやっていて、

その発表会があったからなんや。

友人はアマチュア落語、私はアマチュアボクシング、

やっぱり友人や! 共通点があるもんや!

Hassyotei 場所は、環状線の福島駅から商店街に入って、5分ほど歩いたところにある

八聖亭というところやった。

名前が示すとおり、あの福島区出身の月亭八方の所有らしい。

この八方所有のビルの2階にある、小さな会場が八聖亭らしい。

せやな、いっぱい入って、50人ぐらいかな。

会場に入ると、”はんジュク落語会”と印刷されたプログラムをもらった。

それを見ると、友人は5番目で、

演目は「青菜」やった。

やるなあ。

「青菜」っちゅうたら、なかなかの名作や。

ジャッキーの好きな演目の一つやおまへんか。(ちょっと落語言葉になってくる)

子供の時に見た、笑福亭仁鶴の”青菜”は抜群で、

小学生の私でも、吹き出して笑ったほどや。

この話、主人公の植木屋が、お金持ちの家で、もてなされたことに感動して、

自分の家でも、それとおんなじ事をやってみるという、よくあるストーリー。

お金持ちの旦さんが、植木屋さんに向かって、

「どや、あんた柳蔭飲まんか?」と聞く。

「柳蔭ゆうたら、上等の酒やおまへんか。」

ええなあ。Rakugo

ジャッキーもそんな酒飲んでみたいなあ。

その植木屋さんが、もてなしを受けて、

家に帰ったところに、

友達の大工が、「風呂行こか。」とやってくる。

そこで、

「おお、植木屋はん、あんた柳蔭でも飲まんか?」と聞く。

「ええ!そんなええ酒あるんかいな?せやけど何やねんな。わしは大工、あんたが植木屋やないか。」と。

その後何回も、植木屋はん、植木屋はん、と繰り返し、そのたんびに、「あんたが植木屋ややないか!」と繰り返すシーンは爆笑の渦や。

ジャッキーも鯉の洗いをアテに柳蔭でも飲むとするか。

鯉ゆうたら、大名魚ちゅうて、なかなか食べれられへん。

しゃあないから、鯉の代わりにオカラでも食べよ。

柳蔭ないから、

安い泡盛の水割りにしとこ。

青菜やったら、そないタイソウなもんやないやん。

水菜やったら最近、腹いっぱい食べたで。