最近「こぎつね」へのアクセスが多いようですのでアーカイブスから追加させていただきます
2015年の5月中旬に沼部を歩いていると「捨てられた柴犬」を見つけました・・・?
よく見るとそれが「ホンドギツネ」の子供だとわかりました。
分布図では当地での「ホンドギツネ」は絶滅ということになっておりました。
そーっと見ているとしばらく付き合ってくれたのでした
ほかに兄弟や親は見当たりません
もともと夜行性のキツネは日中行動することが珍しいのだと思います
見ていてほんとに飽きませんでした。
わんこと一緒でかわいいこと
「キタキツネ:との違いは足や耳先が黒くないってことくらいでしょうか?
やっぱり何となく犬とは違う表情を見せてくれます。
瞳も夜行性に適した縦割れですしね
五月末に再び見に行くと兄弟で姿を見せてくれました。
その向こうの土手に親の姿がありました。右が巣穴のようです。
しばらく見つめあうと姿を消しました。
当時、騒ぎになると駆除される可能性があるのでホームページへのアップは控えていました。
身近にいる専門家の方にお聞きして「キツネ」は害獣として(家禽などを荒らすため)嫌われており、駆除されると
お聞きしていました。
ところが、このキツネをドッグフードなどで餌付けして写真を撮り新聞に売ったご婦人がおりました。
直後に巣穴は埋められ、ベニヤ板がかぶせられていました。
単純に、かわいいと言って後先考えずに人手がくわわるとかわいそうな結果になるいい一例になりました。
追わず、集わず、エサなどやらず、人には教えず、静かに眺める・・・