散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

「アリグモ」の仲間

2023年06月14日 | 昆虫など

少し前の画像になります。

「クモハンドブック」は持っていましたが

更に「ハエトリグモハンドブック」購入しました。

で、感想は「なんだこれえーっ!」でした。

種類の多さ、未同定(新種候補)の多さにぶっ飛びです。

素人がハンドブック片手に相手ができるものではないと😞

しかし、無謀な挑戦は続く・・・!

 

愛犬との散歩道で見つけた「アリグモ♀」

話がそれますが、以前「ヒメハギ」という花が咲いていると教えていただき、

図鑑で見たイメージで必死に探しましたが・・・

見つけたときにびっくり!図鑑のIMAGEの1/10ほどの大きさでした。

アリグモもそんな感じです。

 

アリグモもぼーっと眺めていると「アリ」にしか見えません。

こんなに身近にいるものだとは思っていませんでした。

 

赤いのはダニです。

アリグモのメスはよくよく観察しないと!

脚がアリと違って4対、眼が多いのでルーペを使えば

その違いは明らかです。

 

で、ほかの場所で見つけた「アリグモ」のオスです。

上あごが巨大なので見分けがつきます。

また、メスと違って頭胸部側面に白線がありません。

正面から見るとひょうきんですねえ

 

イケメンなので枚数がかさみました💦

 

こちらは「ヤガタアリグモ」のメスかと

姿はアリで、体色が赤いので猛毒のヒアリと間違えられて殺されることが多いそうです。

可哀そう(´;ω;`)蜘蛛はおおむね益虫だと理解しています。

外から来たセアカゴケグモなどは別として・・・

ちなみに赤みの無い個体もいるそうです。

 

こいつもわずか数ミリでした。

ハンドブックでは7mmとなっていましたが若い個体なのか?

その半分ほどでした。

 

で、こちらは「ヤガタアリグモ」のオスかと

やはりアリグモ同様上あごは長いです。

ですが、アリグモほど巨大ではありません。

また、長さに個体差があって顎の長さは同定の根拠としては不向きのようです。

雄としては多種と異なり、頭胸部側面に白線があるのも特徴のようです。

これは別個体ですが、上あごの長さが前の個体より長いです。

平面画像なので形状も良くわかりますが、アリグモに比べると

腹がくびれて細長いのが良くわかります。

 

で、これは自宅の壁面で見つけたのですが、

背景が白くて画像は不鮮明ですが・・・

「ヤサアリグモ」のメスでしょうか???

特徴を見るとこれも「ヤガタアリグモ」の赤くないメスのようです。

 

 

私の住む近辺には「アリグモ」「ヤガタアリグモ」

「ヤサアリグモ」「クワガタアリグモ」の4種は見ることができるようです。

最近、草が茂って一面緑となった原に移動してしまったのか?

見つけにくくなってしまいました。