今日はかなり遠くにフクロウの雛が移動したと、
予測してスコープのみ持って出ました。
BORG77EDⅡと、笠井トレーディングのプリズムを
自作のCANONマウントアダプターで結合したもので
いざという時には、カメラを装着して直焦点撮影できます。
ところが、現場に着くとご夫婦連れがなにやら
スマホで撮影しておりまして・・・
手で触れることができるくらいの距離になんと
お目当てのフクロウの雛が一羽・・・
背中がさみしそう
持っていたレンズが天体望遠鏡(510mm)ですが
最短撮影距離が8mくらいかな??
大失敗!
こちらはもう一羽の二番目に巣立った雛で
一回り小さい
慌てて家にレンズを撮りに向かい、
現場にたどり着いた時には一羽が草むらに落ちていました。
アッ!そうそう
こんな時期にうかつに近づきすぎると親鳥に
その鋭い爪で首のあたりに一撃を食らいます。
意識して距離をとりながら観察しました。
やがてどんどん奥の方に行ってしまいます。
必死ですが、今まで見た子フクロウに比べると元気がありません
また、普通樹上で親鳥が木に登るよう促しますが、
その声も聞こえてきません・・・
不安げにジージー鳴いておりました!
たまにこちらに向かって振り返りますが、
木に登ることなく(弟または妹)を置き去りにして
林の奥に消えてゆきました。
これで、今季のフクロウとの出会いは難しくなります。
よほどの偶然が無いと出会うことはないでしょう。
ちなみにスマホで普通に撮った写真がこちらです。
この時は頭上の親にかなり注意が必要でした。