今季もフクロウの巣立ちを見届けることができました。
愛犬との散歩道で某野鳥の森でインストラクターを務めていたMさんと出会い、
農家の私有地をに巣箱を掛けるから記録を撮ってくれないかと声をかけていただいて、
以後十数年フクロウの営巣から巣立ちまでを記録することができました。
その時にフクロウとの付き合い方を学びました。
里山に付いて繁殖する野鳥、サシバやツミ、フクロウ、アオバズクなどは民家の庭や寺社、
公園の杉や、スダジイ、松、イチョウ、桜などの人に近いところで営巣します。
人に近いところにあえて営巣するのには意味があるのではないかと思います。
あるところではフクロウの営巣をまるで映画館の観客のごとくカメラマンが何十人も並ぶ
という話を聞きましたがそれはちょっと問題かなあとは思います。
だから、私は仲間を作っても「つるんで」プレスをかけるようなことはしないように心がけています。
巣を離れて見守りに入った母フクロウ
ストレッチー!
「見てんじゃねーよ!」
ふふふっ!
何かあったらこの爪がだまってないからね!
なお、近所でフクロウの巣に近づきすぎて血まみれになった方がいますが・・・
必ず後ろから音もなく首を狙って襲ってきます。
爪はネズミや蛇などを襲ったりしているので、ばい菌だらけ
当然病院送りですが、フクロウからすれば子供を守るためですから
お互いが緊張感を持たない距離を取ることが大事です。
そういうわけで、「ネズミ」のお土産です。
十分育っているので巣穴に放り込んでいったようです。
緊張感が無ければこんな姿も見ることができるかも
かわええですね!
巣立ち前日、
頻繁に顔を出していました。
巣を離れたフクロウ。
正確には、巣から落ちるなどして他の木に移動しますが、
巣立ちの定義は二本の脚が巣から離れたときだそうですから・・・