散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

お宅拝見 -すずめの雛が顔を出しました

2020年05月14日 | 日記

午前中は自宅前ですずめのお宅拝見

小さな黄色いくちばしを見ることができました。

両親が入れ替わり立ち代わり餌を運びます。

もう待てないと言わんばかりに

巣穴から身を乗り出すほどです

「もっとくれようっ!」「お腹すいたよう!」

と、催促!

心配な点は一羽しか見当たらないことです。

ずーっと見ていましたが、やはり一羽のようです。

通常、穴から三つは顔が出てくるのですが・・・

この子が無事巣立つことを願います。

こちらはすでに巣立ちを終えた親子です。

(散歩道にて)

と、その後

散歩がてら「ツミ」の様子を久しぶりに見に行きました。

日中はかなり静かになり

ひょっとしたら営巣、抱卵中かな・・・

巣を見上げると、

巣からはみ出して、メスの尾羽が見えました。

アップにするとよくわかります。

傍らを見回すと、

森の奥で父ツミが目を光らせておりました。

休みながらも周囲に気を配っております。

凛々しい「ツミ♂」

さて、フクロウに続いてすずめ、ツミ、オオタカ、サシバ、

ムクドリ、ヒヨドリ、シジュウカラなどなど

お子達の姿を続々と見ることができるでしょう

そういえば、最近メジロやエナガの親子を見ていないなあ・・・

 


巣立ったフクロウと出会うことができました

2020年05月13日 | 野鳥

今日はかなり遠くにフクロウの雛が移動したと、

予測してスコープのみ持って出ました。

BORG77EDⅡと、笠井トレーディングのプリズムを

自作のCANONマウントアダプターで結合したもので

いざという時には、カメラを装着して直焦点撮影できます。

ところが、現場に着くとご夫婦連れがなにやら

スマホで撮影しておりまして・・・

手で触れることができるくらいの距離になんと

お目当てのフクロウの雛が一羽・・・

背中がさみしそう

持っていたレンズが天体望遠鏡(510mm)ですが

最短撮影距離が8mくらいかな??

大失敗!

こちらはもう一羽の二番目に巣立った雛で

一回り小さい

慌てて家にレンズを撮りに向かい、

現場にたどり着いた時には一羽が草むらに落ちていました。

アッ!そうそう

こんな時期にうかつに近づきすぎると親鳥に

その鋭い爪で首のあたりに一撃を食らいます。

意識して距離をとりながら観察しました。

やがてどんどん奥の方に行ってしまいます。

必死ですが、今まで見た子フクロウに比べると元気がありません

また、普通樹上で親鳥が木に登るよう促しますが、

その声も聞こえてきません・・・

不安げにジージー鳴いておりました!

たまにこちらに向かって振り返りますが、

木に登ることなく(弟または妹)を置き去りにして

林の奥に消えてゆきました。

これで、今季のフクロウとの出会いは難しくなります。

よほどの偶然が無いと出会うことはないでしょう。

ちなみにスマホで普通に撮った写真がこちらです。

この時は頭上の親にかなり注意が必要でした。


「牛久自然観察の森」のフクロウの雛は巣立ちました!

2020年05月12日 | 日記

さて、一昨日の日曜日には終日姿を見せてくれた

牛久自然観察の森のフクロウの雛でしたが、

朝、出かけて見ると昨日の閉館日に二羽とも巣立ってしまったのでした。

ここ数年、カメラマンが増えて

親鳥が警戒して人気の少ない閉館日に巣立つことが多くなりました。

カメラマンはみなすぐに帰ってしまったのですが

私は雛を探してみることにしました。

すると、雛の声が聞こえてきたので声のする方を双眼鏡で探してみました、

が・・・

カラスが雛にちょっかいを出しているようで、見守りに来た母を見つけることができました。

少しトリミングしてみました。

親もかわいい・・・

とにかく、つぶらな瞳が印象的です。

ここでしばらく見守りをしていました。

雛の声も聞こえてくるのですが見つけられません。

スローシャッターでぼけましたが、

カラスに向かって飛んで行く母。

とうとう雛を見つけることはできませんでした。

そして、お馴染み森の「カワセミ」

水浴びを繰り返していましたが、

水量が著しく減った最近は泥浴び・・・

小さな生き物は煮えた水では生きられず、

おそらく餌となる小魚や、エビはいないと思われます。

いてもオタマジャクシくらいでしょうか。

 

足元では「エビネ」が開花を始めました。

 

河原では「クサフジ」が開花をはじめています。

 

「ツバメ」はスーイッスイ!

「セッカ」はヒッ!ヒッ!ヒッ!ヒッ!ジャッ!ジャッ!

お尻しか撮れませんでした・・・

 

 

「チョウゲンボウ」が飛び回る!

ン!

どうやらお宅のようですが・・・

大きな獲物を運ぶチョウゲンボウ

この季節のフィールドは魅力に満ちているが・・・

何となく心の底から楽しめない

日本のフィールドからCOVID-19には早く消え去ってほしいものです。


森のフクロウ・顔を見せる!

2020年05月10日 | 野鳥

今日も強風の中、雛を見守る母フクロウ

 

今日はとうとう七時間以上巣箱の淵に上がっていました。

 

「ひゃーっ!気持ちいい」

空はどんよりと曇って、時折霧雨が流れる

 

これも、時折吹く風にあおられてしがみつく姿も

 

「あーっ!腹減った・・・」と言ったとか

 

空を見上げるうつろな目、

さて、いつここを出ようかな・・・・

 

風で腹の羽毛が吹き上げられる

モフモフでかわいい

 

一瞬ですが、右足の後ろに

もう一羽の頭が見えました・・・

ところで、フクロウの足が意外に長いのに驚かされます。

 

「あーっ!」

と、かわいいフクロウの雛のいろいろな姿を

見ることができてハッピーな一日でした。

 


ギンラン、キンラン開花

2020年05月09日 | 植物

今にも降り出しそうな林の中、

ギンランが開花していました。

こちらは「キンラン」

林の中では黄色い花が目立ちます。

私の街では絶滅危惧Ⅱ類となっています

 

おおっ!私が大好きな「ギンラン」が開花していました。

こちらは絶滅危惧Ⅰ類となっています。

小さくて目立たないので踏みつけないように注意が必要です。

 

更に、「ササバギンラン」も開花しておりました

杉林の足元には魅力的な花が開花

ササバギンランも絶滅危惧Ⅱ類となっています。

チゴユリなども開花の時期ですが、

日照がないので閉じた花がうなだれていました。

今日は400mmレンズ一本で出かけたので

暗い森の中ではストロボギンギンで撮るしかありませんでした。

次回は「自作マクロレンズ」を持って出ようと思いました。