散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

「ウマノスズクサ」開花していました

2021年06月16日 | 昆虫など

野ではオカトラノオも開花していました。

ヌマトラノオと違って花序がお辞儀をしています。

草刈りが今一つになってから

ずいぶん数が減りました。

以前は一面オカトラノオの花が埋めているといった感じ

 

「ウマノスズクサ」も開花していました。

 

なんとも不思議な花ですね、食虫植物のような趣ですが、

受粉のために花の奥に虫を閉じ込めることはするようです。

内部が逆毛となっており入った虫が出られないとのこと、

花の委縮とともに解放された虫が受粉の役目を負わされるらしい。

 

ウマノスズクサでは産卵中のジャコウアゲハを見ることができます。

 

一つ目の産卵・・・

 

二つ目の産卵

 

この葉では三つの卵を産みました。

 

産卵後はしばし休憩

 

幼虫の姿も見られますが

今年は数が少ないように思います。

 

怒らせたわけではありませんが、

角を出したままの幼虫

 

蛹の姿も見ることができます。

 

 

 


散歩道DEスナップ

2021年06月14日 | 日記

昨日までは真夏のような暑さ!

一変して今日は涼しい一日となりました。

ツミの育雛がダメになったショックで・・・

この一週間のスナップをまとめてアップします。

 

「ヌマトラノオ」例年に比べて、一週間以上早く開花していました。

トラの尾の仲間は交雑も多いようなのですが

ヌマトラノオとしました。

 

あじさいで吸蜜?「メスグロヒョウモン♂」

 

林の淵には日差しを避けて?

ひらひら舞う「ウメエダシャク」が目立ちます。

 

田んぼでは「ギンヤンマ」のお回り

 

「チュウサギ」

 

目つきと姿勢が悪い「ゴイサギ」

 

 

ちょっと嫌いになった「ハシボソガラス」

カラスの残忍な光景は何度も見てきたが

カップルの姿は愛情こまやかで優しい

 

電線でさえずる「ホオジロ」

 

空にはにぎやかにさえずりながら横切る「ホトトギス」

最近はウグイスの生息地が宅地化されて

托卵相手を探すのも一苦労でしょう。

撮影の機会も少なくなってきました。

 

揚げ雲雀 よくさえずっています。

時期的にはこちらも育雛が終わったころだと思います。

 

伸びてきた稲の葉に隠れてこそこっそ「カルガモ」

 

畦道の「キジ」

セグロセキレイかな周囲を飛び回っていました。

 

田んぼでにぎやかな「セッカ」

 

同じく、もっと賑やかな「オオヨシキリ」

ぼちぼち托卵にやってくる「カッコウ」が見られるかな・・・

ここ数年見ていませんが。

 

田んぼと言えば、飛び回る「ツバメ」

 

お馴染みの「すずめ」たち

 

先日撮った「コブハクチョウ」の雛

野鳥ではないが・・・八羽が順調に育っている模様

 

「トビ」低空飛行

餌付けに来た、コブハクチョウの餌を狙っているようでした。

 

久しぶりの「サシバ」

オスのようですが、育雛は順調に進んだのだろうか?

もう幼鳥の姿が確認できるころだと思うのですが・・・

 

で、サシバを見ていたら

同じ鉄塔の下から「オオタカ」が一声キョッ!と飛び出した。

実はこの近くでオオタカも育雛しているらしく

林の中から盛んに鳴き交わしが聞こえてきます。

サシバも300mほど離れたところで育雛していたはずなので・・・

自然は人の思うようには流れない(´;ω;`)

 

 

 


朗報!「オオタカ」巣立ちました

2021年06月13日 | 野鳥

朗報!「オオタカ」巣立ち
ツミと並行して二か所のオオタカ営巣を観察していました。
そのうちの一か所が五日ほど前に巣立ちました。
人知れず、ハルゼミの声を聴きながら始めた観察は
いつも一人っきりで50m以上離れたところから
日を置いて見に行きました。
ここはよほど条件がいいのか?私の知る限り5年以上、
毎年1~3羽の雛をかえしています。
この地は猛禽がよく見られますが
食物連鎖のピラミッドの土台が広いのだろうと思います。
野鳥に限らず、自然観察には事欠きません。

5月中旬 抱卵を始めた「オオタカ雌」

 

二週間以上たったある日メスが巣の外で見守りをしていました。

 

巣の中には一羽の白ぽよが見えます。

 

この日は雛が一羽のみ確認できました。

 

雛を見守る「オオタカ雌」

 

更に一週間ほどしてから見に行くと、

オスが盛んに鳴いており、鳴き交わしが聞こえます。

 

五月の末にはだいぶ成長した雛が見られました。

 

六月に入ると、育った二羽の雛を確認

 

盛んに羽ばたいて巣の中を駆けまわっています。

 

更に数日、もう立派な猛禽

 

やがて、巣の外枝に一羽が出ました

 

もう一羽も反対側の外枝に出ます。

 

気になって母タカが見守りにきました

 

私が気になるようなので、退散。

その後見に行くと巣は空っぽで、近くの林で鳴き声が響いていました。

今年もオオタカの成長を見ることができてハッピーでした。

近年、この近辺で「ノスリ」が留鳥化して繁殖を初めているのが確認されています。

時として、体の大きいノスリがオオタカの巣を奪って営巣する事例もあって心配です。

まして、小ぶりなサシバなども追いやられてしまうそうです。

サシバはオオタカやノスリが増えると居場所が無くなってしまうのではないかとちょっと心配です。

 

 


悲報!(´;ω;`) 「ツミ」育雛終了

2021年06月11日 | 野鳥

実は今年も3月から見守ってきた「ツミ」

昨年は6月9日前後にハシブトカラスの攻撃によって営巣放棄。

三月の末にやって来たツミのカップルは

なんと昨年襲撃された同じ巣を立派に修復して

営巣、産卵、孵化と順調に子育てに向かっておりましたが・・・

 

5月23日抱卵中の雌を見守る「ツミ♂」

4月30日ころから雌の抱卵が始まって約1か月

 

5月28日、巣から顔だけ出して抱卵中の「ツミ♀」

かなり警戒しています

実は昨年同様ハシブトガラスの巣が30mほどのところにあって、

カラスのほうは雛が孵ってにぎやかです。

ツミにとってはかなりやばい状況です

オスとともに、カラス迎撃に向かう

 

巣の中ではメスが良く動くようになっており、

孵化が近いか、孵化したように見えました。

 

6月5日 ツミの幼鳥が確認できました(^▽^)/

食欲旺盛で、メスがオスから受け取った餌を

ものすごい勢いで食べているのが見えました。

 

かわええ・・・

 

観察していると三羽の雛がいるように見えました。

巣も補強されてさらに立派になっております。

今後はオスから雌への餌の受け渡しが頻繁にみられる。

雛の成長も楽しみ

今年は何とかここまでこぎつけたねえ・・・

 

ところが(´;ω;`)

翌日は悪天候で見に行けず

翌々日にツミのお宅を見に行くと

賑やかなはずの巣の中は静まり返っています??

あーっ!

雛がハシブトガラスに持って行かれたのだと思います。

あちらは孵化してから時間が経っており食欲も半端ない。

多分ですけど、ツミが孵化するのを待っていたのだ( ゚Д゚)

昨年と全く同じタイミングでここでのツミの育雛は終了

本当に残念でした(´;ω;`)

自然界では体が大きい方が強く、かないません。

どんなに気が強いツミでもハシブト相手では歯が立ちません。

5年ほど前だったか、共生していたオナガを襲って

雛に与えて以来、翌年からオナガも共生しなくなりました。

共にカラスと闘ってくれる仲間がいなくなった。

以来、ここではツミの育雛は上手くいっていません・・・

あきらめきれず、

何度も巣を見に行きましたが確定したのでアップしました。

 


気温31度 「ヒクイナ」

2021年06月09日 | 野鳥
外気温を見たら31度・・・くらくら(昨日)
ヒクイナとの出会いを求めて、
午前中や夕方に出かけていました。
ところが、まったく出会えませんでした。
そこで、考え方をクリアして
正午のクラクラするような炎天下出かけて見ると、
方々でヒクイナを見ることができました。
空気は揺らいで画像は不鮮明です。
 
揺らぐ空気の向こう、遠くに「ヒクイナ」発見
 
一羽で食事中のようです
 
更には、伸びてきた稲の隙間で
二羽のヒクイナ、つがいなのでしょうか?
 
 
別の場所で、「ヒクイナ」の水浴び
よほど暑さがこたえるのか・・・
 
 
 
 
 
しばらく水浴びをしておりました。
空気が揺らぐ日中は写真を撮るには向きませんが
ヒクイナを観察するにはよいようです。
それにしても、
この時間の観察は暑さ対策は万全にしてゆくことが必要です。