「黄砂」は、砂漠などの乾燥・半乾燥地域で、風によって上空数千メートルの高度にまで巻き上げられた土壌・鉱物粒子が偏西風に乗って飛来し、大気中に浮遊・降下する現象です。
過去30年の平均では、黄砂は主に3~5月に飛んでくる傾向にあります。月別の平均値をみると、3月に4.4日、4月には6.2日飛んできており、ほぼ週1のペースで黄砂が飛んできていることになります。
夏季にはほとんど飛来してきませんが、その理由は黄砂飛来源となる乾燥地域の雨量が多くなることや、冬季と比べると日本付近の偏西風が弱くなるため、と考えられています。
過去30年の平均では、黄砂は主に3~5月に飛んでくる傾向にあります。月別の平均値をみると、3月に4.4日、4月には6.2日飛んできており、ほぼ週1のペースで黄砂が飛んできていることになります。
夏季にはほとんど飛来してきませんが、その理由は黄砂飛来源となる乾燥地域の雨量が多くなることや、冬季と比べると日本付近の偏西風が弱くなるため、と考えられています。
黄砂の大きさは?
黄砂粒子の大きさは直径4~5μmくらいのものが大部分を占めます。この時期多くなる花粉の粒子と比べてみても、かなり小さいですが、PM2.5粒子と比べるとやや大きめといえます。ただ、黄砂粒子の中には直径が2.5μm以下になるものもありますので、黄砂が飛来すると、同時にPM2.5濃度が高くなることもあります。