新古今和歌集の部屋

俳句 神無月晦日の雨




十月尽古のあはれ今朝の雨




古典を勉強する上で、旧暦で季節を感じる様に努めている。
霜月とは、旧暦の十一月。この時期、季語では、新暦の師走や新年に押されて、使用する人は稀。

今朝の久しぶりの雨。桜樹には、もう葉はなく、紅葉の落ち葉がしっとり濡れている。
あはれ(心が動かされる事)だなあ。

と思って調べたら、今日は旧暦の十月の卅日、晦日。明日からは、晴れの予報と云う事で急遽季語を変更。

中七が、いにしへのあはれで八音の字余りだと思われたかと。途中に母音が入るとモーラの関係で、1字足りなくなる。和歌の字余りと思われる箇所の多くは、これに該当する。おもひいで→おもいでの如く。


初案
霜月の古の哀れ雨の朝

コメント一覧

jikan314
@cforever1 クリン様💓😍💓
いつも初案を忘れ無い(´・ω・`)?うちに投稿しております。
古代人のあはれと言う感覚は、現代人にはむずかしいので、常に注意深く観察しているのですが、今朝の雨の暗さ、地面の濡れなど、あはれだなあと。
又御來室戴ければ幸いです😉
cforever1
作成途中ですか・・🐻もう完成されているように思えます!!
いにしへのあはれ(8音なのに気がつかないほどしっくりきてます)クリンより💛
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