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あは粥の炊きたるうちに
むめの花
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邯鄲の夢、一炊之夢の故事で、邯鄲を訪れた若者が、道士にもらった枕で、ちょっとうたた寝している間に、栄枯盛衰の人生の夢を見て、多くの人々に惜しまれながら眠るように死んだ途端夢から覚めたら、未だ粟粥が煮える前だったと言う、人生とは、ほんの短い夢と言う譬。
栄も無いので枯も無く、盛も無いが、酔と衰だけの人生、せめてこんな善き日は、梅の花でも見に行こうか?と
あはは、粟と泡の掛詞。むめとゆめは、似ているなあと?炊(たき)は、衰と同音だがそこまでは。。。
泡は、方丈記序の「よどみに浮かぶ泡(うたかた)は、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」をイメージ。
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写真は、近くの天神様。この写真の中には、メジロが写っているはずだが、よくわからない。いつも拝見している野鳥blogの方は、よく撮れているのにと思う。1か所で、チーズ✌️としてくれたら撮れるのに。