古今集
寛平御時きさいの
宮の歌合のうた
藤原興風
しぬる
いのちいき
もやすると
こゝろみに
たまのをばかり
あはむと
いはな
む
死ぬる命生きもやするこころみに玉の緒ばかり逢はむといはなむ
古今集 恋歌二
題しらず 紀友則
いのちやは
なにぞは
つゆのあだ
ものを
あふにしかへ
ばをしからなく
に
命やは何ぞは露のあだものを逢ふにしかへば惜しからなくに