◑をりしも △額を
相模國の 馬の頭
住人石田太 に當て
郎為久 伏した
が放つ る時為
矢に内 久が郎
つゝき扨も 甲を 等二人
義仲は今 射ら 深田に
井と分れ れ 入りて
馬を歩ませ △ 木曽殿
行しが氷結ひす の首を
べる篠原を過ぐる 取ける
とき氷に馬は
足辷ら 今井樋
せ深田に 口も討
走せ入り 死し終
動きなら に木曽
ざる の一族
◑ 皆亡び
たるぞ
哀れ
なり
※◑→◑、△→△の順に読む。