JINCHAN'S CAFE

My essay,My life
エッセイを書き続けることが、私のライフワーク

Ride on Time(後編)春の巻

2019年10月04日 16時23分48秒 | 想い
すみません。随分ご無沙汰してしまいました。m(_ _)m

その間またいろんな出来事があったのですが、まずはこの話題から。
歩いて十数分の所に住んでいた、学生時代からの友人がね・・・
お引っ越ししてしまったんですよ。

神戸の女子校で出会った二人が-
それぞれの変遷を経て、
兵庫の片田舎でクロス。

40年という長い月日のうちには、
私の実家も移ったし、
彼女の実家も移ったし、

お互い結婚もしたし!
でもって、こちらは十数年愛知で暮らしてたし!!

それがね、思いも寄らぬミラクルで
10年前からご近所さん

彼女の結婚相手が、独身時代に購入していたお家が、私の実家の近くで・・・
いや、便利なエリアなら不思議じゃないんですよ。(神戸とか西宮とかね)
よりによって、ここ!?

いつでも会える距離になり、喜んでいたのだけど-
娘さんの幼稚園入園を機に、生活拠点を職場の近く(お母様のマンションがあるのだ)へ移すことになり、
あら~~~

それでも、旦那さんとお家はこちらだったので、地元の夏祭りは一緒に行けてたのよね。
夕方からほんの数時間で、毎年という訳にはいかなかったものの・・・
互いの都合が会えば、楽しく参加していたのでした。

しかし娘さんが思春期になり、とりあえずの仮住まいを続けていくことにも限界が!
で、そもそもの家族の形態へ戻ろうと。
私からすると、それがこの地でなかったのは残念 ですが、娘さんの教育環境や、高齢で一人暮らしに戻るお母様、自分の身体や仕事のこと-
いろいろ考えた結果だと思うので、寂しがってばかりもいられないね。(;^^)ヘ..

ただ、今というよりはむしろ
お互いの子どもたちが巣立っていき、自分たちも年老いてから-
昔なじみの友人が近くにいるというのは、一層心丈夫なんじゃないかなぁと。
そんな風に思っていたので。。。

この状況が永遠に続くとは限らない。
万物流転、やはりすべてのものは移り変わってゆくんだね。
’移り変わる’と言えば-
我が家の娘<花沢女子>も、この春に家を出まして。

いや~ これがまた山アリ、谷アリ、クロードチアリの末だったのよ。
春先からの慌ただしさはハンパなく、ようやくそれが落ち着く頃には、奔走疲れと花沢ロスのダブルパンチで体調不良。
ずっと一緒に暮らしてきた人間がいなくなるというのは、つくづく想像以上に堪えるもんなんやなぁと。

ああ、去年の夏二人で観に行った『センセイ君主』が、懐かしいわ。

Ride onTime(前編と後編の狭間)

2019年01月05日 16時11分42秒 | 想い
2019年、明けまして
ようやくこの場へ、戻って参りました。

昔のお仲間さんから言われたこと-
ここ数年どうにか浸透してきたかな?
実践できているかな?と思うのですが、
じんちゃん今を生きています。

昨年はね、
図書室で派手に素っ転び膝を痛め。。。
出先で捻挫に見舞われ。。 。
50過ぎて急にババ臭くなったなぁと、
脳天気なこの身も、落ち込む事態に。
いやね、転んだ時の状況があまりに酷似していたんだもの。

たたずむあなたのそばへ
走ってゆこうとすーるけれど
もつれて~ もつれて~
涙 枕を濡らすの ♪

こんな世界を微笑ましく感じるのも少女まで。
この齢で時をかけだしたら、
まずは認知症を疑われるよ。

と申しますのも、膝の怪我と捻挫事件の狭間に、以下の如き出来事が。
ある時、近くの郵便局へ・・・
自転車で出かけ、徒歩で帰ってきて、
そのことにまったく気づかず。
2日後の朝「自転車がない!」「盗難か!?」と、ちょっとした騒ぎに。(^_^;)

郵便局へ行ったことは覚えていたので、
もしや!?おそるおそる偵察にいくと-
駐車場に保管してくれていました。

10月から放送していた戸田恵梨香主演のドラマを、i-Pod片手に興味深く追っかけておりますと、
横で台詞の端々を耳にしていた息子が、「一体どういう設定なの?」
「若年性アルツハイマーの話やねん」「ぷっ人ごとやないね」
若年性ちゃうし!
ただのアルツハイマーやし!!
いやはや、それはどうなの~ 

そんな顛末を自嘲気味に、久方ぶりに再会した友人へ語っておりますと-
フォローのつもりなのでしょうか・・・
「大丈夫じんちゃん! 私たちの年代は、立派な若年性よ!!」
いやいや、それもどうよ~ 
こんな状態ではありますが、何とか元気に暮らしております。

去年は秋から冬にかけて、実にいろんなイベントが予定されていました。
嬉しい反面、ついて行くだけで精一杯、伝え切れなくてもどかしい想いも・・・
行きたい所へ行き、会いたい人に会う。
それがここ数年のじんちゃんのモットーなのだけど、齢を重ねる毎に、エネルギーを回復するまで、時間がかかっていく感じ。
そんな折には、本の世界へ埋没~ 

2018年も印象深い本に出会いました。
じんちゃんのBEST3は・・・

伊坂幸太郎『AX』
宮本 輝 『田園発 港行き自転車』
天藤 真 『大誘拐』

いずれもエンターティメント色を保ち、心の琴線に触れる、素敵な作品です。
実の所、『大誘拐』は現在進行形。
岡本喜八監督の映画版を思い出し、胸いっぱいになりながら読み進めているヨ。
改めて原作を手に取ってみるとね・・・
ああ、上手いこと映像化してくれはったんやなぁと。
作品世界、引いては原作者への敬意を感じて、あったかい心持ちになる。

元の素材を、どう切り取って魅せるか。
これは、作り手側の人間力も関わってくるんじゃないか、なんて思っています。

2年前、主演女優の妊娠騒動を逆手にとった、某局の姑息な視聴率UP作戦は、全くいただけなかった。
『ナンノコッチャナイ』というエッセイへ綴りかけたのだけど、
楽しみに見続けていた視聴者の想いへ水を差してでも、その場限りの好奇心で群がる人々を獲得したいのか?(そうやって無理から押し上げた視聴率が1%台)
と思ったら、気分が萎えてしまって。

スキャンダルとしてスッパ抜かれる前に自ら公表してセーフ!みたいな流れも、正直どうなの?って感じるよ。
最終回まで、あと2話だったのに。
原作者がご健在でも、同じことができたのだろうか!?

そうして2年後の現在、当時のドラマを面白可笑しくパロッたCMを目にする度、
じんちゃんはやれやれ・・・と、ため息ついてしまうのです。
ホンマに人の作品を、どこまで小バカにしたら、気が済むのかしらん。

褌を借りて相撲を取る以上はサ、そこにもうちょっと、礼の精神があってもいいよね。

Ride on Time(前編)

2018年09月19日 13時54分55秒 | 想い
秋の気配っていいですねぇ。(^-^)

7月に最も忙しくなるじんちゃんは、8月に入っても疲れの取れないことが多く、テンションだったのですが、お盆を過ぎた頃から、ちょっとずつ元気が戻ってきています。

パワーの源となっているのは、秋から冬にかけてのお出かけの予定。LIVEに学祭。まぁこれは恒例の行事でもあるのだけど、今年はね・・・いささか珍しい編成も、いくつかありまして。その日が、とっても!楽しみなのです。

基本、じんちゃんは一人で動くのを厭わない。「キターッ」という波動を感じると、それに乗っかってしまう。が、現場で喜びを分かち合える相手がいたら、もっとステキだよね。

先月、ひょんなきっかけから映画『センセイ君主』を観に行ってきました。娘に誘われてなのですが、そもそも我が家の花沢女子(2015年10月エッセイ『あるものを数えて生きていく』をご参照ください)は、今風の青春ラブコメに、飛びつくガラじゃない。三次元より二次元。安室 透、萌え~の人だもの。だから、結構レアなケースだったんですよ。

「お母さんの好きな竹内涼真くんが出てるよぉ~」「えっ本当!?」調べてみると、涼真くんの相手役(ヒロイン)に『君の膵臓をたべたい』の浜辺美波ちゃん。それから、同じく『君の膵臓・・・』組の矢本悠馬くんも出演している。「わっ面白そう。」「でしょ~」

短い夏休み返上で、学校へ通い続けていた娘からすれば、最後の息抜きといった所!?「じゃあ、行くとしますか。」「やったー!」という訳で、久方ぶりの映画館へ。もう嬉しくてね、街中で某スポーツメーカーのショップを通り過ぎる時、店頭のポスター(涼真くんがイメージキャラクターを努めているのだ)へ「いま、会いにゆきます~

ならばと、梅田(大阪)まで繰り出したのであーる。茶屋町散策オモロイなぁ。実は付近にある中華料理店の夏季限定メニューが、気になっていたのよ。『海の幸冷麺』-香り良く仕上げたコシのある麺を伊勢海老や蝦夷鮑、帆立貝柱など海の幸を含む12の具材、甘みのあるタレとともにお楽しみいただけます-って、目当てはそっちかよ

株主総会への拠点に、このエリアのホテルを利用してからというもの、何やら愛着が。 そうして、足を運ぶ機会がぐ~んとUP。 毎日放送、ロフト、MARUZEN&ジュンク堂etc・・・馴染みのスポットが、訪れる度加わっているヨ。12月には、初の梅田芸術劇場へ。隆也さま(上川)の舞台『魔界転生』を観に行くのだ。劇場への道を辿りつつ、またもや「いま、会いにゆきます~」口にしていることでしょう。

お芝居なんて、ウン十年ぶり。井上ひさしさんの『人間合格』や、美輪明宏さんの『黒蜥蜴』(明智小五郎が榎木孝明)以来やわ。濃い!濃い!今回も堤幸彦さん演出の舞台なので、きっと濃い!ちょうど、茶屋町界隈の街路樹には、可愛らしいイルミネーションが施される時節でして。それも含めて、待ち遠しい今日この頃よ

おっと、竹内涼真くんだった。『センセイ君主』は、思いの外イケてる作品でした。’好きが踊る’ ’胸ボンババぼん’といったポップな表現が、サマになる年代っていいよねぇ。ヒロインあゆはちゃんには、30年後カルチャースクールの講師に運命を感じてもらってですね、親友アオちんに「ばーろ ガチ恋したら家ボンババボンだっつーの」とツッコまれ「ですよね。。。」となってもらいたい。そんな脳内劇場を、スクリーンのこちら側で繰り広げる私。うぷぷ。『センセイ君主 リターンズ』よ♪「ちょっとしたはずみでぇ~」「ふーたり さくらんぼー」バカップル(悠馬くん&川栄李奈)の台詞が、一層効いてくるゾ。別の意味で。って、シャレにならんわ!

妄想世界とシンクロするように、想いがいっぱいになって駈け出してしまうあゆはへ、「赤は止まれって、教わらなかったですか?」冷静に切り返す弘光センセイ(涼真くん)だが、恋愛バンビちゃんじゃあ仕方が無い。幾多の経験を重ねた宇野千代先生でさえ、止まれなかったんですよ。(←こら)ところが、某雑誌の浜辺美波ちゃんへのインタビュー記事を目にして驚愕。どんな恋愛に憧れる?という問いに、こう答えていたのだ。「仕事にいい影響をくれ、精神状態が安定するお相手がいい(笑)。振り回される恋は無理です(笑)。お互いを好きな気持ちで、前向きに落ち着いてやっていくのが憧れ。余計な心配をしたくないです。」

もはや恋に恋する17歳ではないですね。わかっていらっしゃる。浮いたり沈んだり、しんどい感情を経験してこその言葉かと。しかし、自分の考えをこれだけ言葉にできたらアッパレだ!限られた文章の中、美波ちゃんのいろんな心情が汲み取れるじゃないですか。言葉にしていない部分も含めて。こういう姿勢で生きてるんだろうな、こういう恋をしてきたのかな、浮かび上がってくるモノがあって、一つ一つのワードが心に沁みたよ。

せやけど、当時17歳の女の子が「仕事にいい影響をくれる相手」て。泣かせるッ。演じることに、真摯に向き合っているのね。儚げな役からハードな役まで、幅広く取り組んでいるので、大変なんやろなぁと。じんちゃんが目にしている作品では、相手方の役者さんも良かった。『君の膵臓・・・』の北村匠海くんしかり、『崖っぷちホテル!』の中村倫也さんしかり、今回の涼真くんしかり。皆さん受けるのが上手。だから美波ちゃんが、より輝くんです。 プライベートでも、そんなお相手に恵まれますよう。

実はこの作品、別の意味で感慨深いものに。それまで笑いながらスクリーンに見入っていた娘が、ふと首をかしげ「この学校の校舎、K学院大の作りに似ているような・・・ あの中庭の噴水!K女学院じゃない!?」マジっすか

二年前、学祭で訪れた場所ですわ。その数ヶ月後、娘と再上陸し、現在に至る。あそこで踏み出した一歩は、ここへつながるのか~

不思議な縁は、これにとどまらず。アントキの思い出と共に、後編へ続く・・・


P.S.今夜の『過保護のカホコ2018 ~ラブ&ドリーム~』の涼真くんも、楽しみやわぁ。

お疲れSUMMER 2

2018年08月11日 12時22分20秒 | 想い
弱り目に祟り目じゃないけど、いろんなことが重なり、いささか疲れておりました。きっと根本的に、生活を立て直さなければいけないのでしょう。

キャパちっちゃくて要領悪いクセに、抱えているモノが多過ぎるんかなぁと、思ったりもします。自分のことのみならず、人のことまで。正直、ええ加減にせぇーよ!って時があるのよねぇ。

余程、心を許されてるんでしょうか?実に様々な話が、じんちゃんの耳に入ってくるんですよ。中には、表沙汰にできないマル秘事項も。なんだかな~

好むと好まざるとに関わらず、他者の問題に巻き込まれる人って、そんな器じゃないタイプが多いですね。自分は自分、人は人と割り切れない。嫉妬心や競争心が強い一方で、話を聞いているうち妄想が膨らみ、悩んでいるはずの相手を、いつしか羨ましく感じてしまう。

だったら、そういったポジションへ近づかなきゃいいのよ…

向いていないことに、何故手を出してしまうのか。わかっているようで、わかっていない己の習性。しかし場面変わると、自身にもそういった部分がなきにしもあらずで。

アチャー
ブーメラン ブーメラン ブーメラン ブーメラン

昔の歌は、ようできてますねぇ。(さすが阿久 悠さんだ!)きっといつかは戻ってくるだろう。

うっすら予測していたものの、速攻やったな。まぁそんな訳もあって、あまり偉そうなことは言えんのです。じんちゃんは、そこまで正義の人でもないしね。

2年程前になるかな。。。同じような時期に、本音と建前があまりに違う現場を目の当たりにして、嫌になってしまった経験があります。

私は、所謂場を仕切るのが好きな人の、傍らにいる状況が多かったんです。この仕切るのが好きってのが、クセモノで。以前『チッチキチー♪』というエッセイでPTAネタを書いた時に、「やりたくてうずうずしている人にはやってほしくない」というコメントが挙がったのですが、わかる気がした。

ワンマンなんですよね。「みんなのため」「人のため」と言いながら。ホンマに周囲のこと考えてるのん?私から見ると、どうも説得力がなくて。だって陰では、まったく違う反応をしてたんだもん。

人には表裏があって当然だと、職場での人間関係について、口にしていた友人がいた。その言葉を耳にした時、「ふーん。そういう解釈もあるんやなぁ」と思ったけれど、あまりに落差があるの、私は苦手だな。一体、何を信用していいのかわからなくなる。

それに、無理をして表面を繕っても、仕方がないというか…心とウラハラな言動は、自分にとって望ましくない流れを引き寄せ、結果蓄積したイライラが嫌な形で顔を出す。近くにいると、そういった諸々が、見えてしまうんだね。

防虫剤のCMじゃないがー
ああ、知りとうなかった 知りとうなかった 知りとうなかった〜ですよ。

腹に一物あるなら、奔走なんかしなきゃいい。過度にアピールしなくたって、認めてくれる人は認めてくれる。負けん気も、ほどほどにしとかんと、しんどくなるだけだよ。

あの時、人の振り見て、己は気をつけようと感じたことです。

その後、周囲や自分の編成が変わり、聞きたくない話を耳にする機会はなくなりました。不愉快な思いを広げたくなかったので、当時の裏事情はできるだけ胸の内に収めているものの、自分を分かってもらう為の最低限の主張は、もう少ししても良かったかなとも。

あったことをなかったと言い、なかったことをあったと言い、どんな力業を使っても、意図する方向へ持っていってしまう。

現場で残り続ける人って逞しいわ。それを要領いいとか、小器用だとか言うのなら、私はそんな術いらない。そうまでして押し通すつもりもないし、誰かに勝とうとも思わない。

だからモロに波をかぶって、コケてんだよー!ただし、押し通してしまったが故の弊害もあるはずだ。変化した方がよかった時に、変化できなかったのだから。

人それぞれ長い人生の中で、いろんな影響を受けながら、形作られてゆくものがある。我が身を取り巻く環境って、大切よ。

誰かと近づいたり、離れたり。振り返れば、不思議とその時々の自分にとって、必要な編成になっていたんですね。

さて、お疲れモードのじんちゃんが最近よく聴いているのは、横山輝一さんの『Lovin' You』。心浮き立つ明るいリズムに癒やされていたのですが、よくよく歌詞に耳を傾けると、結構哀しい歌だった…

衝撃ヒットから25年目の真実やわ。(←もっと、はよ汲み取れよ)

言葉にならない。。。

2018年07月27日 23時44分17秒 | 想い
伝えたいこと、いっぱいあるのに、言葉にならない。。。

これね、結構辛いです。

もっと自然に、喜怒哀楽を表現できたらいいのになぁ〜と。


ここでもやっぱり、伝えたいことあるのに、

形になるまで時間がかかって、そのうち-

何があったかも忘れてしまうんじゃないか。。。

不安に感じたりしてね。


体験したこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、

備忘録として書き留めておきたいのだけど。

できるかな…