JINCHAN'S CAFE

My essay,My life
エッセイを書き続けることが、私のライフワーク

ボキャブラ天国 2

2008年12月25日 10時39分00秒 | こ・と・ば・あ・そ・び
https://www.youtube.com/watch?v=LRmN6OfOc7g

娘が、上機嫌で歌ってたんです。

あわてんぼうのー サンタクロース
クリスマス前に やってきた
急いでリンリンリン 急いでリンリンリン
「渡しておくれよ 金を~!お嬢さん、お出しなさい」
「キャー」

エアカツアゲかいっ。ふんとに、とんだサンタクロースだよっ。
もういっちょ。

「あわてんぼうのー サンタズロース
「お母さん、ズロースってなに!?」
「あんただって、ブラのことを’おっぱいかくし’って言ってるでしょうが~」

それではみなさま、ごーきげーんよぅ~


パブロフの犬

2008年12月02日 19時25分00秒 | こ・と・ば・あ・そ・び
 今月の土曜プレミアム(フジテレビ)で、『博士の愛した数式』をやるんですね~。よみがえってくるよ。かつて息子が、この映画のCMを聞いて、「ひぇーおっかねぇ’博士が愛した葬式’だって」 。感動譚が、とんだホラーになってしまったというエピソード。

 そんな時代もー あーったねと♪一家団欒、思い出し笑いをしておりましたの。ふと、お仲間さんの言葉が浮かび上がってきて

 私 「’博士の愛した掃除機’なんちゃって」
 夫  「だったら、’博士の愛した標識’」
 息子「それなら、’博士の愛した拍子木’」

 博士は夜回り先生か!つーか、数式から離れていってますから~

 夫   「’博士の愛した正直’もあるよ」

 もうええて!つーか、ボキャブられてんの掃除機やん・・・

 最近ね、じんちゃんちょいと元気印です。というのも、東海地区で『わるいやつら』の再放送をやってたんですよ。このドラマを見て元気になるのもどうかと思うのですが、主演の米倉涼子が面白くって。だって、男に負けてないんだもの。元来好みの女優さんではなかったけれど、眺めているのが楽しい人。そういう点では、柴咲コウと似ているかな。

 米倉のセリフを聞いて、’これ女性の脚本家が書いてる!’そう直感した。ホレた男の欲望に翻弄されたヒロインが、自分の感情を訴えかける場面でした。「あなたにはわからない。」置き去りにされた気持ちにスポットを当てるのは、脚本家自身の恋愛体験を投影しているから・・・というのは、考え過ぎだろうか。女性ならではの視点だと感じたんですよ。

 脚本を担当していたのは、神山由美子さん。同じく米倉主演の松本清張シリーズ『黒革の手帳』も、この方でした。確かあの作品でも、男に一泡吹かせる設定ながら、ロマンスの要素を残していた。それを甘い、ヌルい、と言ってしまうこともできるけど、冷酷に徹し切れない所が米倉版の持ち味なんでしょうねぇ。まぁそれも人間臭くっていいじゃない。心を切り捨て、無感覚になって挑んでいくよりはネ。

 ドラマ化するにあたって、原作のどの部分を切り取るか、そうしてそれにどう肉付けをするかは、脚本家の手腕。私は、必ずしも原作のコピーを作る必要はない、と思てます。忠実にこだわるなら、今やってる『流星の絆』なんて、わちゃくちゃだ(笑)。作者の東野圭吾さん、泣き笑いでしょうけども、あれはあれでいいんです。一つの作品として鑑賞に堪え得るかどうか、それが大事。クドカン(宮藤官九郎:脚本家)よくやってるよ。

 このキーワードがくると必ずチャンネルを合わせてしまうというのないですか?私の場合は、松本清張と横溝正史。これに弱い。二時間ドラマだと、内容を描くのに手いっぱいで、どうせ掘り下げられないんだ。それでも’ドラマスペシャル松本清張の・・・’とくると、「おっ!」と反応してしまう。しかして、その結果が「アチャーこれなら内田康夫作品(探偵浅見光彦)を見とった方がマシやった~。」馬鹿にしてるんちゃいますよ。安定した品質保証を見込めるので、下手に大作へ手を出す位なら、こちらなの。浅見光彦侮るべからず・・・100作越えてるんですよ。コミックか!(←スンマセン)

 愛着のあるシリーズだと、主人公を誰がやるかというのも、気になるところ。金田一耕助と言えば?浅見光彦と言えば?ちなみに、今月公開される映画『K-20怪人二十面相・伝』。名探偵明智小五郎を演じるのは、「困り顔の男」として評価しまくりの仲村トオル!江戸川乱歩の世界が北村想の小説を経て、それから脚本家を経て、どのように表現されるのか、非常に興味があります。センターへ立つのも二十面相?だものネ。じんちゃん的には、『ALWAYS三丁目の夕日』のスタッフがおくるなんて宣伝文句より、ドラマ『アンフェア』の脚本家(佐藤嗣麻子さん)が監督・脚本を担当していることに注目。フジの稲垣吾郎版金田一シリーズを支えておられる方でもありますから~。

 テレビ界でも、映画界でも、勢いのある女性を見ているのは楽しいな♪私も絶対に負けねぇ~挑もうとしては、思わぬ反撃を受けてコテンと倒れてる。米倉涼子への道のりは遠いよ・・・


嘘のようなほんとの話

2007年08月13日 14時47分56秒 | こ・と・ば・あ・そ・び
 今までドラマ・映画・家族・旅・ちょ色気ネタを中心に、エッセイを書いてきました。しかし形式に縛られ、どうも本来の持ち味が出せません。もっと気楽に、気兼ねなく色んな事について語ってみたいと、ブログを始めることにしました。

 さて、早速今日のとって出しネタを。今週末は、小学生の子どもたちの出校日。夏休みの宿題を、ほぼ提出しなければなりません。小1の娘は朝から絵日記を仕上げ、学習教材へとりかかったのですが、先生に指示された細かい色塗りができず、悪戦苦闘。泣きが入っております。おまけに夕食前、父ちゃんのコップ酒をひっくり返して叱られ、泣きっ面に蜂状態。夕食時も「ふぇ~ん」とメソメソ・・・

 そんな時、娘の学習教材をぱらぱらとめくっていた私は、はたとある箇所で手を止めました。「ことばあつめ」という国語の問題で、「た」のつくことばをかきましょうとあり、3つの問題が並んでいます。いずれも一字目に既に「た」と書いてあり、それぞれ自分の好きな文字をつなげて2字、3字、4字の言葉にするのです。以下、娘が作った言葉。「たこ」「たいこ」「たつなみ」。

 ん?たつなみ?たつなみって、あの中日の??

 確かに愛知県に住んでいる環境上中日ファンに囲まれており、娘も何となーく洗脳されているといった具合でした。しかしまさかこれ程とは。いつになく丁寧な字で、心を込めて書いたようなのが泣かせます。そんなに好きだったんだ・・・軽い驚きと共に、ふつふつと可笑しさがこみ上げてきて大爆笑。娘は横で泣き笑いです。「あはは。立浪だって。おっかし~い!」机を叩きながら、母ちゃん一人が大ウケ。

 「しかし立浪も幸せだね。こんな小さな子に名前を覚えてもらえるなんて。」夫は、笑いながらも真面目にコメントです。「ホントよく知ってたよね~。シブ過ぎる。ねえ、いつ知ったの?」にこにこ笑いながら首をかしげる娘。何度問いただしても、反応が今一歩です。どうも様子がおかしいな。もしや・・・疑惑の目は隣にいた小4の息子へ注がれ、「アンタ、この子がやってる時に横から変なこと言ったね!」「え?そうだったかな・・・えへへへ」「まったくもぅ~ 」

 「せやけど、おもろいからこのまま出そうよ。」先生は、どういう採点を返してくださるのでしょうか。’たつなみ’はOK?それともNG?楽しみ~♪そんな話題も一区切りついた頃、娘がそっと近づいてきて言うには、「あのね、たいふうのときにやってくる’たつなみ’ってあるでしょう?あれをかいたんだけど・・・」はぁ~?「そら’たつなみ’やなくて、’たかなみ’や~!!」

 うそのよーなホントの話♪哀しいくらいホントの話♪でございました。



ボキャブラ天国

2007年04月25日 08時48分00秒 | こ・と・ば・あ・そ・び

 ドラマ『セクシーボイス…』を一緒に見ている娘(小1)が、膝に乗りながら聞いてきた。

 「ねぇねぇお母さん、セクシーってどういうこと?」「うーん、お色気があるってことかしら…」「ふーん。じゃあ、お色気があるってどういうこと?」「そうねぇ…」と言葉につまり、「うっふん♪ってことかしら…」娘は目をぱちくりさせ「えっ!?うんこ??」どうやら、フンに反応したらしい。

 「違うわよ」とくすくす笑い出したら、娘もくすくす笑い出し、とうとう大爆笑となってしまった。味をしめた娘は、再び「ねぇねぇお母さん、セクシーって…」と、同じ質問を繰り返す。こちらも同じ返答をして、またくすくす笑いとなる。「ねぇねぇお母さん…」一体いつまで続くんだ!?

 子どもと話をしていると、こういうとんちんかんな展開になる事がままある。

 やはり最近の娘の話。「こんど中日の試合を見に行くでしょう。相手はどこだっけ?よこしまだっけ?」 すかさず夫が「それを言うなら’横浜’だろう?」確かに最近裏金問題が出ていたが…「よこしまベイスターズ」とつぶやき、あまりの出来の良さに、こちらも大笑いとなった。偶然の産物とはいえ、何てナイスなタイミング。(横浜ファンの方がいらしたら、ごめんなさい)

 息子(小4)も、こういったスットコドッコイの反応を見せることがある。夫と映画『半落ち』の話題をしていたら、隣室でそれを小耳に挟んだ息子が、「半モチって、どんなモチ?」と、にこにこ笑いながら聞いてきた。「おまえの頭の中は食べる事しかないのか!?」とツッコマれ「てへへへへー」映画『博士の愛した数式』のCMを耳にして、「ひぇーおっかねぇ。’博士が愛した葬式’だって」と、言っていたこともある。とんだホラーだよ。まったく。

 タモリさんがやっていた『ボキャブラ天国』という番組が今あれば、是非とも応募してみたい所だが…

 子どもって面白い。