JINCHAN'S CAFE

My essay,My life
エッセイを書き続けることが、私のライフワーク

Ride onTime(前編と後編の狭間)

2019年01月05日 16時11分42秒 | 想い
2019年、明けまして
ようやくこの場へ、戻って参りました。

昔のお仲間さんから言われたこと-
ここ数年どうにか浸透してきたかな?
実践できているかな?と思うのですが、
じんちゃん今を生きています。

昨年はね、
図書室で派手に素っ転び膝を痛め。。。
出先で捻挫に見舞われ。。 。
50過ぎて急にババ臭くなったなぁと、
脳天気なこの身も、落ち込む事態に。
いやね、転んだ時の状況があまりに酷似していたんだもの。

たたずむあなたのそばへ
走ってゆこうとすーるけれど
もつれて~ もつれて~
涙 枕を濡らすの ♪

こんな世界を微笑ましく感じるのも少女まで。
この齢で時をかけだしたら、
まずは認知症を疑われるよ。

と申しますのも、膝の怪我と捻挫事件の狭間に、以下の如き出来事が。
ある時、近くの郵便局へ・・・
自転車で出かけ、徒歩で帰ってきて、
そのことにまったく気づかず。
2日後の朝「自転車がない!」「盗難か!?」と、ちょっとした騒ぎに。(^_^;)

郵便局へ行ったことは覚えていたので、
もしや!?おそるおそる偵察にいくと-
駐車場に保管してくれていました。

10月から放送していた戸田恵梨香主演のドラマを、i-Pod片手に興味深く追っかけておりますと、
横で台詞の端々を耳にしていた息子が、「一体どういう設定なの?」
「若年性アルツハイマーの話やねん」「ぷっ人ごとやないね」
若年性ちゃうし!
ただのアルツハイマーやし!!
いやはや、それはどうなの~ 

そんな顛末を自嘲気味に、久方ぶりに再会した友人へ語っておりますと-
フォローのつもりなのでしょうか・・・
「大丈夫じんちゃん! 私たちの年代は、立派な若年性よ!!」
いやいや、それもどうよ~ 
こんな状態ではありますが、何とか元気に暮らしております。

去年は秋から冬にかけて、実にいろんなイベントが予定されていました。
嬉しい反面、ついて行くだけで精一杯、伝え切れなくてもどかしい想いも・・・
行きたい所へ行き、会いたい人に会う。
それがここ数年のじんちゃんのモットーなのだけど、齢を重ねる毎に、エネルギーを回復するまで、時間がかかっていく感じ。
そんな折には、本の世界へ埋没~ 

2018年も印象深い本に出会いました。
じんちゃんのBEST3は・・・

伊坂幸太郎『AX』
宮本 輝 『田園発 港行き自転車』
天藤 真 『大誘拐』

いずれもエンターティメント色を保ち、心の琴線に触れる、素敵な作品です。
実の所、『大誘拐』は現在進行形。
岡本喜八監督の映画版を思い出し、胸いっぱいになりながら読み進めているヨ。
改めて原作を手に取ってみるとね・・・
ああ、上手いこと映像化してくれはったんやなぁと。
作品世界、引いては原作者への敬意を感じて、あったかい心持ちになる。

元の素材を、どう切り取って魅せるか。
これは、作り手側の人間力も関わってくるんじゃないか、なんて思っています。

2年前、主演女優の妊娠騒動を逆手にとった、某局の姑息な視聴率UP作戦は、全くいただけなかった。
『ナンノコッチャナイ』というエッセイへ綴りかけたのだけど、
楽しみに見続けていた視聴者の想いへ水を差してでも、その場限りの好奇心で群がる人々を獲得したいのか?(そうやって無理から押し上げた視聴率が1%台)
と思ったら、気分が萎えてしまって。

スキャンダルとしてスッパ抜かれる前に自ら公表してセーフ!みたいな流れも、正直どうなの?って感じるよ。
最終回まで、あと2話だったのに。
原作者がご健在でも、同じことができたのだろうか!?

そうして2年後の現在、当時のドラマを面白可笑しくパロッたCMを目にする度、
じんちゃんはやれやれ・・・と、ため息ついてしまうのです。
ホンマに人の作品を、どこまで小バカにしたら、気が済むのかしらん。

褌を借りて相撲を取る以上はサ、そこにもうちょっと、礼の精神があってもいいよね。