さて、ドラマ『人生がときめく片づけの魔法』。一風変わった片づけのプロ(仲間由起恵)が、依頼人の部屋を訪れ、片づけ方を伝授するHOW TOモノ。167万部越えの生活実用書が原案だけあって、興味深い作りになっていた。
著者は近藤麻理恵、略して’こんまり’かぁ。そういや、去年あたり話題になっていたなぁ。若い女性だったよねーと経歴を辿ってみたら…ひぇ~中学3年の時に、辰巳渚の『捨てる!技術』を読んで影響を受けるだって。そうやって育ってきた世代が、プロになっているのねぇ。
家にあふれたモノを、ときめくかときめかないかで選別。''勿論、捨て去りたくないモノだってあるでしょう。しかし、すべての思い出を抱えて生きていくことはできないのです。一つ、また一つ向き合って、人生に片をつけて生きていきましょう。''出発点はモノだけれど、人間関係や携わる事柄も、かくのごとし。子どもたちが、意外とハマっていたのが可笑しかった。
整理整頓と言えば、西口理恵子さんの収納セミナーへ参加したことがある。ここでは「捨てたくないものを、無理に捨てる必要はない」というスタンスだった。「思い入れのあるものは、捨てられませんよねぇ。」フムフムと頷く参加者のおばさま方。当時西口さんは、出張収納サービスを請け負われていて、モノにあふれたお宅を訪問、一緒に整理作業をするという話だった。現場で、まずお客さんにやってもらうのが、机の上へアイテム別に物を出し、全体量を把握すること。すると「同じようなものばかり、こんなに持ってたの?」あえて「捨てましょう!」と言わなくとも、処分したくなるのだトカ。外からの圧力ではなく、内なる声に目覚めさせる訳ね。
「整理収納をすれば、4つのゆとりが生まれます。時間、場所、お金、心。片付いていないと、一つのものを探し出すのにも、時間がかかります。」これはバッグの中にも言えることなのだそうで。「鍵を見つけるのに、家の前で立ち止まっていませんか?」と語りかけられ、ドキッ⁉︎しょっちゅうよ!「モノには、一つ一つ住所を作ってあげるといいですよ。これは必ず、ここへしまっておくというように。すると、迷うことなく取り出せます。」空間の余裕は、見た目にもスッキリ。それに伴い、時間や心のゆとりも出てくる。それぞれの項目は、つながっているんだね。
「お金のゆとりは、必要なものを必要な分だけ買うようにするとよいでしょう。」食料品などでも、「これ、家にまだあったかしらん?」と迷い「とりあえず買っとこ」と購入する場合がある。しかし安いからと言って、あれもこれも買い足していると、それを収める場所にも苦労するし、二度手間になっていたりする。日頃の値段で必要な分ずつ購入する方が、安い価格での大量購入(生鮮食品は使い切れずに腐ったりするので)よりも、結果的に安くつく。
整理されていると、買うかどうかの判断基準もつき易い。西口さんは、’ストックは一つまで’と提言されていた。それに手をつけたら、新たに購入。ならば置き場所も取らないし、急に無くなっても対応できる。どんな時も当て嵌まるとは限らないが、要は’購入しようとするものの全体量を、常に意識しておく’。衣類や生活雑貨も同じ。そうして、本当に必要なものにお金を使う。
整理とは、捨てるのではなく、仕分けること。収納とは、しまいこむのではなく、使い易く収めること。「贈答品は、箱のまま押入れや倉庫へしまわず、箱は捨て去り、中身が確認できる状態にしておいてください。その方が、使う時がやってきます。」「あら、そのまま倉庫へ入れっぱなし~。確かに、どんどん溜まっていくわ。」さぞかし、いただき物が多い奥様方なのでしょうなぁ(笑)。
キッチンをリフォームしていたじんちゃんは、レンジ周りの収納話にも、興味深く耳を傾けた。レンジ調理に使う道具や調味料は、ワンアクションで取れる所へしまうのがいい。台の上には、できるだけ並べない。油が飛んで、お掃除が大変だから。これには、なるほど!と納得、実践しているヨ。以来、あっちへウロウロこっちへウロウロと、さまよわなくなった。限られた時間の中で調理をしようと思ったら、ちょっとした手間もかからない方がいいしね。
西口さんの癒しは、お気に入りのカップ&ソーサーで、コーヒーをいただくことなのだそう。「こじゃれた喫茶店で、ありきたりのマグカップに飲み物が注がれてくるのを見ると、悲しくなります。」心持ちの問題なのだろうが、ささいなことで至福の一時を味わえるってあるよねぇ。私も寛ぎたい♪って時は、ウエッジウッドのカップ&ソーサーを使っていたわ。母が購入したものなので、無茶苦茶怒られたけど。(^^ゞ いつ来るかわからないお客さまの為に、家の空間を占めているよりは、活きると思ったの。洋食器や和食器もしかり。日常使いには、ためらいがあるものの、記念日など特別の折には、利用した方がいい。見た目にも鮮やかで、心も華やぐし〜
「好きなものに7割方囲まれて暮らせたら、幸せじゃないですかね。」そんな言葉が印象的だったな。
著者は近藤麻理恵、略して’こんまり’かぁ。そういや、去年あたり話題になっていたなぁ。若い女性だったよねーと経歴を辿ってみたら…ひぇ~中学3年の時に、辰巳渚の『捨てる!技術』を読んで影響を受けるだって。そうやって育ってきた世代が、プロになっているのねぇ。
家にあふれたモノを、ときめくかときめかないかで選別。''勿論、捨て去りたくないモノだってあるでしょう。しかし、すべての思い出を抱えて生きていくことはできないのです。一つ、また一つ向き合って、人生に片をつけて生きていきましょう。''出発点はモノだけれど、人間関係や携わる事柄も、かくのごとし。子どもたちが、意外とハマっていたのが可笑しかった。
整理整頓と言えば、西口理恵子さんの収納セミナーへ参加したことがある。ここでは「捨てたくないものを、無理に捨てる必要はない」というスタンスだった。「思い入れのあるものは、捨てられませんよねぇ。」フムフムと頷く参加者のおばさま方。当時西口さんは、出張収納サービスを請け負われていて、モノにあふれたお宅を訪問、一緒に整理作業をするという話だった。現場で、まずお客さんにやってもらうのが、机の上へアイテム別に物を出し、全体量を把握すること。すると「同じようなものばかり、こんなに持ってたの?」あえて「捨てましょう!」と言わなくとも、処分したくなるのだトカ。外からの圧力ではなく、内なる声に目覚めさせる訳ね。
「整理収納をすれば、4つのゆとりが生まれます。時間、場所、お金、心。片付いていないと、一つのものを探し出すのにも、時間がかかります。」これはバッグの中にも言えることなのだそうで。「鍵を見つけるのに、家の前で立ち止まっていませんか?」と語りかけられ、ドキッ⁉︎しょっちゅうよ!「モノには、一つ一つ住所を作ってあげるといいですよ。これは必ず、ここへしまっておくというように。すると、迷うことなく取り出せます。」空間の余裕は、見た目にもスッキリ。それに伴い、時間や心のゆとりも出てくる。それぞれの項目は、つながっているんだね。
「お金のゆとりは、必要なものを必要な分だけ買うようにするとよいでしょう。」食料品などでも、「これ、家にまだあったかしらん?」と迷い「とりあえず買っとこ」と購入する場合がある。しかし安いからと言って、あれもこれも買い足していると、それを収める場所にも苦労するし、二度手間になっていたりする。日頃の値段で必要な分ずつ購入する方が、安い価格での大量購入(生鮮食品は使い切れずに腐ったりするので)よりも、結果的に安くつく。
整理されていると、買うかどうかの判断基準もつき易い。西口さんは、’ストックは一つまで’と提言されていた。それに手をつけたら、新たに購入。ならば置き場所も取らないし、急に無くなっても対応できる。どんな時も当て嵌まるとは限らないが、要は’購入しようとするものの全体量を、常に意識しておく’。衣類や生活雑貨も同じ。そうして、本当に必要なものにお金を使う。
整理とは、捨てるのではなく、仕分けること。収納とは、しまいこむのではなく、使い易く収めること。「贈答品は、箱のまま押入れや倉庫へしまわず、箱は捨て去り、中身が確認できる状態にしておいてください。その方が、使う時がやってきます。」「あら、そのまま倉庫へ入れっぱなし~。確かに、どんどん溜まっていくわ。」さぞかし、いただき物が多い奥様方なのでしょうなぁ(笑)。
キッチンをリフォームしていたじんちゃんは、レンジ周りの収納話にも、興味深く耳を傾けた。レンジ調理に使う道具や調味料は、ワンアクションで取れる所へしまうのがいい。台の上には、できるだけ並べない。油が飛んで、お掃除が大変だから。これには、なるほど!と納得、実践しているヨ。以来、あっちへウロウロこっちへウロウロと、さまよわなくなった。限られた時間の中で調理をしようと思ったら、ちょっとした手間もかからない方がいいしね。
西口さんの癒しは、お気に入りのカップ&ソーサーで、コーヒーをいただくことなのだそう。「こじゃれた喫茶店で、ありきたりのマグカップに飲み物が注がれてくるのを見ると、悲しくなります。」心持ちの問題なのだろうが、ささいなことで至福の一時を味わえるってあるよねぇ。私も寛ぎたい♪って時は、ウエッジウッドのカップ&ソーサーを使っていたわ。母が購入したものなので、無茶苦茶怒られたけど。(^^ゞ いつ来るかわからないお客さまの為に、家の空間を占めているよりは、活きると思ったの。洋食器や和食器もしかり。日常使いには、ためらいがあるものの、記念日など特別の折には、利用した方がいい。見た目にも鮮やかで、心も華やぐし〜
「好きなものに7割方囲まれて暮らせたら、幸せじゃないですかね。」そんな言葉が印象的だったな。