五木寛之さんの向こうを張ってパート2。(←こら!)
いや息子(小5)が、お年頃になりましてね・・・先日ふと私に、こう打ち明けた訳です。「あそこに産毛のようなものが生えてきている」と。
お前は宮沢りえか!サンタフェか!(確かヘアヌード写真集を出した時に、「あれは産毛ですから」と言い訳していたんだよなぁ)いよいよ大人への階段を上り始めるのかー。うむ。感慨深いね。「ちょっと母さんに見せてごらん。」「えーっ!?ダメダメ!!」何よ水臭いわねぇ。3年前に小さな変化がおこった時には、見せてくれたんですよ、自ら。それも、あまりに屈託なく「見てみる?」なんていうものだから、一瞬たじろいだ。けど、ここで引いたら女が廃ると思いまして。(←なんでやねん)「じゃあ・・・お願いします」と。私とエロトークをした経験のある方は、ご存知かと思いますが(相手は選ぶで) 、どうも女の使い道を誤っている。適当にコロンと参っておけばよいのに、元来の負けん気が顔を出し、挙句剛速球のどまんなかストライクだの、思い切り打ち返してくるだの。『がんばれ!ベアーズ』のアマンダ(テイタム・オニール)にでもなった気分だ。ったくテイタム・オニールが泣く!かつては母に無邪気な挑戦状を突きつけていた息子も、さすがにダメ。やたら恥ずかしがるのです。キスなんて迫ろうものなら、両手で頬を押さえて走り回る。お前は乙女か!近頃は乙女だって、キスくらいで恥ずかしがるまいに。おっと産毛だった。仕方がないので、「じゃあ、お父さんに鑑定してもらいなよ。」夫は中島誠之助か!息子のお宝を鑑定。これぞまさしく、『なんでも鑑定談』なんちって。「代わりに父さんのも、拝ませてもらいなよ~♪」
いや夫も、お年頃になりましてね・・・先日ふと私に、こう打ち明けた訳です。「あそこに白髪のようなものが生えてきている」と。
私、どえりゃあ驚きました。ちょうど夫婦の語らいが終わり、オールヌードでしどけなく横たわっていたものですから。(ボンドガールかよ!)「ええっ!?私の??」「違う。僕!僕!!」それをはよ言わんかいな。言わんのバカめ。あ~驚いた。魅惑の人妻アンダーに白髪疑惑なんて出たら、益々沽券にかかわるよ。そうじゃなくてもムラーズくんにフラれてからというもの、かつてのオーラが剥れかけているのに。最近は、同年代の女性に面白がっていただいてましてね。羨ましがられるどころか、ぷっお笑いの対象になっております。まぁ化けの皮が剥がれただけですが。えへへ。もう男なんて寄ってきやしない。心配がてら見守ってくださる優しいおじさま方だけよ。余程頼りなく思われているらしい。でへへ。さて、白髪の主が夫だったと知り、ひと安心致しまして、「あはは♪ざまーみろ。これで若いお姉ちゃんと浮気はできまい。」「くそっ!」「私やって、お腹に薄い布をかぶせないかんのよ~。」40代の恋は、どうやら傷の舐めあいになるようです。お互いの肩に、そっと手をおき「わかるよ。」「わかるわ。」いとしさと~せつなさと~心細さとー♪これじゃあ、’桃色吐息’どころか、とんだ’哀愁でいと’だよ。かくして父と息子は、夕食後に裸の付き合い、語り合い。・・・って我が家は、スタープラザか!グランシャトーか!!あっごめん。これ古びた関西人しかわからんネタやった。
娘(小2)も、お年頃になりまして・・・いや、彼女は若干2歳にして、ちょっとした逸話を作ってくれた。
ある時ふと、兄(当時5歳)のもとへやってきて、こう申した訳です。「ねぇねぇ、おにいちゃーん。しぇっくしゅしよー。」お前は、東京ラブストーリーの鈴木保奈美か!ぶるぶるっ。アタシの聞き間違いやもしれぬ。念の為、傍らにいた息子に「今、この子なんて言った?」と確認したら、にこにこ笑いながら 「せっくす」。かつてこんなに明るく、無邪気に、「せっくす」と口にした人がいただろうか。そんな突き抜けた開放感がありました。ネタ元は『クレヨンしんちゃん』と言いたい所ですが、この時ばかりは違ったー。『Stand Up!!』(二宮和也主演)というドラマです。洋画でいうと『グローイング アップ』、昔のテレビドラマでいうと『毎度お騒がせします』のようなものかしら。何事にも興味津々の童貞くんたちが織り成す性春群像・・・あ、違った青春群像。ちょっとエッチな言葉が行き交うので気になりつつも、子どもたちから「母さん、せっくすって何?」なんて質問もおこらなかったので、まぁいっかーと。やはり引っかかっていたのね。黙っているのは、時としてクセモノだ。イコール興味がないということにはならない。コワいのは、そうやって胸に溜め込んだ思いが膨れ上がり、どこで爆発・暴走するか。人間関係、或いはCafeの日記への反応も、そんなとこありますねぇ。さて、子どもたちのその後を見ていたら、布団の中にもぐりこみ、キャッキャキャッキャ。どうやら彼らの頭の中では、「男と女が一つ布団の中で、もそもそいたすこと」だったようで。当たらずとも遠からじかな。この一件は、未だに夫にはシークレット。だって、ただでさえドラマ嫌いの夫に「そんなくだらないものを見ているからだ!」と益々目くじらをたてられそうなんだもーん。
この話を聞いた友人は、私にこう打ち明けた訳です。
一人掛けの椅子に仲良く二人で腰掛けていたので、「かわいいおケツだね」と言ったら、顔を見合わせて「おケツだって。きゃ~っ」なんて反応してた。悪い言葉を教える伏兵は、身近にもいる。
あらあら。でもそれ以前に、この母にしてこの子ありなんだろうと思います。ええ。
https://www.youtube.com/watch?v=EbA_pF4FYFM
※グランシャトーがわからない方に
http://www.youtube.com/watch?v=PfVt6FtJPuQ
『性春の門』は、昨年7月13日付のエッセイです♪
『Stand Up!!』は、『ケイゾク』『トリック』の堤幸彦監督が手がけたドラマ。よくできてました~
いや息子(小5)が、お年頃になりましてね・・・先日ふと私に、こう打ち明けた訳です。「あそこに産毛のようなものが生えてきている」と。
お前は宮沢りえか!サンタフェか!(確かヘアヌード写真集を出した時に、「あれは産毛ですから」と言い訳していたんだよなぁ)いよいよ大人への階段を上り始めるのかー。うむ。感慨深いね。「ちょっと母さんに見せてごらん。」「えーっ!?ダメダメ!!」何よ水臭いわねぇ。3年前に小さな変化がおこった時には、見せてくれたんですよ、自ら。それも、あまりに屈託なく「見てみる?」なんていうものだから、一瞬たじろいだ。けど、ここで引いたら女が廃ると思いまして。(←なんでやねん)「じゃあ・・・お願いします」と。私とエロトークをした経験のある方は、ご存知かと思いますが(相手は選ぶで) 、どうも女の使い道を誤っている。適当にコロンと参っておけばよいのに、元来の負けん気が顔を出し、挙句剛速球のどまんなかストライクだの、思い切り打ち返してくるだの。『がんばれ!ベアーズ』のアマンダ(テイタム・オニール)にでもなった気分だ。ったくテイタム・オニールが泣く!かつては母に無邪気な挑戦状を突きつけていた息子も、さすがにダメ。やたら恥ずかしがるのです。キスなんて迫ろうものなら、両手で頬を押さえて走り回る。お前は乙女か!近頃は乙女だって、キスくらいで恥ずかしがるまいに。おっと産毛だった。仕方がないので、「じゃあ、お父さんに鑑定してもらいなよ。」夫は中島誠之助か!息子のお宝を鑑定。これぞまさしく、『なんでも鑑定談』なんちって。「代わりに父さんのも、拝ませてもらいなよ~♪」
いや夫も、お年頃になりましてね・・・先日ふと私に、こう打ち明けた訳です。「あそこに白髪のようなものが生えてきている」と。
私、どえりゃあ驚きました。ちょうど夫婦の語らいが終わり、オールヌードでしどけなく横たわっていたものですから。(ボンドガールかよ!)「ええっ!?私の??」「違う。僕!僕!!」それをはよ言わんかいな。言わんのバカめ。あ~驚いた。魅惑の人妻アンダーに白髪疑惑なんて出たら、益々沽券にかかわるよ。そうじゃなくてもムラーズくんにフラれてからというもの、かつてのオーラが剥れかけているのに。最近は、同年代の女性に面白がっていただいてましてね。羨ましがられるどころか、ぷっお笑いの対象になっております。まぁ化けの皮が剥がれただけですが。えへへ。もう男なんて寄ってきやしない。心配がてら見守ってくださる優しいおじさま方だけよ。余程頼りなく思われているらしい。でへへ。さて、白髪の主が夫だったと知り、ひと安心致しまして、「あはは♪ざまーみろ。これで若いお姉ちゃんと浮気はできまい。」「くそっ!」「私やって、お腹に薄い布をかぶせないかんのよ~。」40代の恋は、どうやら傷の舐めあいになるようです。お互いの肩に、そっと手をおき「わかるよ。」「わかるわ。」いとしさと~せつなさと~心細さとー♪これじゃあ、’桃色吐息’どころか、とんだ’哀愁でいと’だよ。かくして父と息子は、夕食後に裸の付き合い、語り合い。・・・って我が家は、スタープラザか!グランシャトーか!!あっごめん。これ古びた関西人しかわからんネタやった。
娘(小2)も、お年頃になりまして・・・いや、彼女は若干2歳にして、ちょっとした逸話を作ってくれた。
ある時ふと、兄(当時5歳)のもとへやってきて、こう申した訳です。「ねぇねぇ、おにいちゃーん。しぇっくしゅしよー。」お前は、東京ラブストーリーの鈴木保奈美か!ぶるぶるっ。アタシの聞き間違いやもしれぬ。念の為、傍らにいた息子に「今、この子なんて言った?」と確認したら、にこにこ笑いながら 「せっくす」。かつてこんなに明るく、無邪気に、「せっくす」と口にした人がいただろうか。そんな突き抜けた開放感がありました。ネタ元は『クレヨンしんちゃん』と言いたい所ですが、この時ばかりは違ったー。『Stand Up!!』(二宮和也主演)というドラマです。洋画でいうと『グローイング アップ』、昔のテレビドラマでいうと『毎度お騒がせします』のようなものかしら。何事にも興味津々の童貞くんたちが織り成す性春群像・・・あ、違った青春群像。ちょっとエッチな言葉が行き交うので気になりつつも、子どもたちから「母さん、せっくすって何?」なんて質問もおこらなかったので、まぁいっかーと。やはり引っかかっていたのね。黙っているのは、時としてクセモノだ。イコール興味がないということにはならない。コワいのは、そうやって胸に溜め込んだ思いが膨れ上がり、どこで爆発・暴走するか。人間関係、或いはCafeの日記への反応も、そんなとこありますねぇ。さて、子どもたちのその後を見ていたら、布団の中にもぐりこみ、キャッキャキャッキャ。どうやら彼らの頭の中では、「男と女が一つ布団の中で、もそもそいたすこと」だったようで。当たらずとも遠からじかな。この一件は、未だに夫にはシークレット。だって、ただでさえドラマ嫌いの夫に「そんなくだらないものを見ているからだ!」と益々目くじらをたてられそうなんだもーん。
この話を聞いた友人は、私にこう打ち明けた訳です。
一人掛けの椅子に仲良く二人で腰掛けていたので、「かわいいおケツだね」と言ったら、顔を見合わせて「おケツだって。きゃ~っ」なんて反応してた。悪い言葉を教える伏兵は、身近にもいる。
あらあら。でもそれ以前に、この母にしてこの子ありなんだろうと思います。ええ。
https://www.youtube.com/watch?v=EbA_pF4FYFM
※グランシャトーがわからない方に
http://www.youtube.com/watch?v=PfVt6FtJPuQ
『性春の門』は、昨年7月13日付のエッセイです♪
『Stand Up!!』は、『ケイゾク』『トリック』の堤幸彦監督が手がけたドラマ。よくできてました~